一週間を終えました。最期は非常に固まった相場推移でしたが、週を通せば大きな変動があったように感じます。
初動に於いては窓こそ開かなかったものの、ランド円はオープン後に値を急速に下げ、5.609円まで下落したものの、午後には持ち直して行ってこいとなり、その後は底堅い推移が続いて週末段階には6円回復を遂げています。
そんな一週間の推移を、週間展望との比較で反省していきたいと思います。
◆週間展望内容の確認と、その結果検証
今週の週間展望は以下の通りです(週間記事より転載)。
◆ランド円レンジ(広):5.50円ー6.15円
◆ランド円の方向性:週前半にアップダウン・後半は上昇傾向も不安定?
◆週前半レンジ:5.50円ー6.10円
◆週後半レンジ:5.70円ー6.15円
ランド円は週を通して直近で付けた上値と下値が意識されやすい状況にあり、若干の誤差を除けば、週間で直近値幅内で収まる展開を推測する。その推移は諸指標の統一性の欠如や検証チャートの分析困難な点、波動に於ける4波動の複雑化の仮定を総合的にみて、アップダウンを伴いながらも方向性に欠ける不安定推移を推測する。
…と書いています。
まず週間レンジは、範囲内に収まっています。また、週初動が6.04円程度でしたので、その点を考えるとレンジも上値に非常に狭い設定でしたが反転しておりバランスも良かったと考えています。
方向性は短期的な推移を除けば殆ど下落で統一していたと考えるべきでしょう。洋傑は前半アップダウン・後半上昇傾向と考えていましたが、この内容は外していると言えます。そして推移も不安定というほどではなく、下落が支配的でしたので、展望推移方向性としては一致点が少ないと言えます。
今週の動きとしては、検証中指標分析が全く機能しなかった点でしょう。先週の記事で書いたことですが、検証時期が南ア債投げ売りの時期に当たる為、参照度が著しく下がっていると考えています。暫く(2~3週間)は記事を割愛します。
むしろ方向性は偏見解ともいうべき「捨てきれない推論」記事に準じた展開となりました。まだ結論が出た段階ではありませんが、その途中推移まで一致した点は評価できると思います。
…ある意味主観で臨んだ方が良いのか…
◆日別展望の確認・検証
※各日・時間毎のレンジ・方向性と判定を記載します。
(判定 良←◎・○・△・▲・×→悪)
①4月13日(月)
●東京時間
レンジ:5.90円ー6.05円(5.94円ー6.01円・◎)
方向性:下落→上昇(下落→上昇・◎)
●欧州時間
レンジ:5.80円ー6.03円(5.94円ー5.99円・○)
方向性:下落(上昇→下落・▲)
②4月14日(火)
●東京時間
レンジ:5.88円ー5.99円(5.93円ー5.99円・○)
方向性:膠着・5.92円-5.96円滞在中心(じり高・▲)
●欧州時間
レンジ:5.85円ー6.04円(5.84円ー5.99円・◎)
方向性:上昇→下落・反転予測(上昇→急落・◎)
③4月15日(水)
●東京時間
レンジ:5.80円ー5.93円(5.82円ー5.85円・▲)
方向性:上昇→膠着or反落(じり安・×)
●欧州時間
レンジ:5.70円ー5.90円(5.72円ー5.84円・◎)
方向性:下落優勢(下落→やや持ち直し・○)
④4月16日(木)
●東京時間
レンジ:5.71円ー5.81円(5.75円ー5.78円・△)
方向性:膠着orじり安(じり高・▲)
●欧州時間
レンジ:5.60円ー5.86円(5.76円ー5.81円・▲)
方向性:下落優勢・5.79-5.86円反転予測(上昇・×)
※但し、米国時間に5.81円反転・急落
⑤4月17日(金)
●東京時間(展望)
レンジ:5.65円ー5.84円(5.75円ー5.79円・▲)
方向性:アップダウン(小幅にアップダウン・○)
●東京時間(偏見解)
レンジ:5.70円ー5.80円(5.75円ー5.79円・▲)
●欧州時間(展望)
レンジ:下値設定なしー5.84円(5.71円ー5.77円・△)
方向性:5.80-5.84円反転予測(下落傾向・▲)
●欧州時間(偏見解)
レンジ:下値設定なしー5.80円(5.71円ー5.77円・○)
方向性:5.80円迄で反転予測・そのまま下落の可能性も(下落傾向・○)
という結果となっています。
◆所感:展望記事が長くて見づらい…のと、偏見解の位置づけ
今週は記事を一部の日において簡素化した日もありましたが、比較的まとまっており見やすかったので、やはり洋傑は意識して短く書く癖付けをする必要があると痛感しました。結論だけ書いては根拠にかけますが、推論根拠を書きすぎると今度は文章が長くなりすぎて分かりずらいと…バランスが難しいです。
ですが、基本的にはシンプルに纏めないといけないと思いましたので、努力して削ります(笑)。
((+_+))ドウシテモナガナガカイテシマウ
また、偏見解記事を日別展望に昨日から書いています。特にご覧いただいた方からはコメントなどありませんが、個人的に本音を書けて楽しいです。
展望記事を書く際には初期のころを除いて個人的主観はできるだけ排除して書いています。どうしても偏った味方になりますし、そもそも記事をおこす前にその主観を基軸に展望を書いてしまう事になるからです。もちろん客観的見解があった上でのことですが、書きはじめより精度は増してきたと思っていますので、暫く続けてみます。
ただ、偏見解と展望内容に余程乖離がある場合(展望:上昇・偏見解:下落)、混乱を招くので割愛します。
( 'ω' )ノ