今週も週間展望をできるだけコンパクトにまとめて見やすくするようにする関係上、先週までの推移考察や今後の動向展望、エリオット波動観点・検証中指標分析法の推移展望は別記事にてまとめました。このページにもリンクは貼っておきますので、別途ご覧ください。
また、ここの分析内容も下記リンク記事に書いていますので、詳細は割愛します。この記事では昨日から新規に入った情報（なければ割愛）や、以下の3記事の上で感じることなどをまず記載し、その上でまとめとして週間展望を列記します。この記事自体は（情報や所感部分を除き）極めてシンプルにまとめましたので、結論だけ気になる方は下まで飛ばしてください(笑)。
GW前の相場が始まろうとしています（見方によっては既に入っているとも言えますが）。先週は株価・通貨インデックス・債券の主要指標が軒並み小幅な推移に収まった影響で、ランド円はテクニカルに推移する局面が多く、膠着相場ならではの読みづらい展開となりました。
今週はGWの大型連休を控えた手仕舞い売りやポジション調整がどの程度の影響を及ぼすのか、その辺も含め不安要素も多く、場合によっては先週から継続している膠着が打ち破られる展開もあるでしょう。
それも含め、週間展望はどうなるでしょうか。その辺について昨日ないし本日記事の観点（概況+諸指標推移・エリオット波動・検証中指標分析）から、次週の展望を考えてみたいと思います。
※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。
◆週間ランド円展望：5.00円～5.80円／推移レンジは下方へ移動か
上記の分析を踏まえ、次週に於ける洋傑のランド円展望を以下のように考えます。
◆ランド円レンジ：5.00円ー5.80円
◆ランド円の方向性：週前半に上昇局面あるが、中後半は下落傾向
まず諸指標推移に於いては、株価のダイアゴナル・トライアングルが確認される為、今後の推移としては下落が考えられるものの、今一度の上昇があっても不思議はない状況であり、短期の推移としては「上昇→急落」「下落」の2パターンあると推測する。通貨動向に於いても今後の動きとしてドル高は可能性として高いものの、こちらも株価同様に今一度の下落はあってもおかしくなく、概況推移としても上記2パターンの推移が推測される。
これはリスク指標である金価格、また原油価格の低迷も相場の弱さを物語る指標として考慮すると、同様に今後は再度の下落相場に陥る可能性が高いと推測する。
南アフリカ債利回りは明らかに上昇トレンドに入った感が強いが、こちらは上昇幅が非常に大きく、途中の調整下落などを含めると日々の相場内でアップダウンが大きい展開になると推測。
エリオット波動では現時点は6.094円を始点とする下落波動の途上であり、既にその5波動目に入っていると見ていたが、初動に於いて高値を付ける下方収束型トライアングルの可能性が高まっていおり、またその段階も終盤にあると考えている。その推測仮定に於いては、今後今一度の上昇があってから下落（急落）する可能性が高い。
いずれにせよ、諸指標とランド円推移展望が一致する部分が多い点からも、次週は相場変動が大きいと考える。
ランド円は波動と諸指標推移の相関性から、今後一段下げる展開となると考えており、相対的に推移レンジは下がると考える。
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