洋傑のつぶやき(8月12日のランド円推移について)

 

 怒涛の相場になった先々週に続き、先週も下値が依然強い展開で終始しました。週末金曜日は南アフリカ自体が休場であった為、概況(株安・円高)に振られてランド円はとことん下落、遂に7円割れが安定するような展開になってしまっています。 

 ただ、上述の通り、祝日による休場でランド買いが無かった点は一定考慮する必要があると考えます。欧州時間(15時~)初動はランドも買いが一定入る為、この分の上昇はある可能性が高いと考えます。

 

 逆に8月12日は日本が休場となり、東京時間の売買が非常に弱まります。中国市場が開くまではオセアニア市場しか稼働せず、流動性枯渇が懸念されます。

 ランド円を含め、Fxツイッター界隈ではフラッシュクラッシュへの警戒が叫ばれているのを多く見かけます。洋傑は直感が死んでいます(笑)ので直感には頼りませんが、それにしてもこれ程警戒されていても発生するものでしょうか。なんとなくではありますが、可能性としては低いのでは、と考えてしまいます。

 

 また、週末クローズ後に発生した北朝鮮の飛翔体発射報道、及びトランプ大統領のツイートの反応が気になるところです。週明けが上窓なのか下窓なのか、その初動にも注目です。

 

 流動性悪化に伴うファンド勢の動きを除けば、明日は中国市場まで動きがあっても明確な方向性は出ないと考えます。

 また、中国市場や欧州市場の動きも出るかどうか非常に微妙なところだと思います。というのも重要指標が全くなく、明日は株式市場(と、ニュースがあれば)の動きのみに頼った展開になる為、どこまで動くかは未知数です。

 

 では、株価自体は動きがでるかどうかですが…、株価自体もまだどちらに振れるかわからない状況です。スタートの動きが一日を通して続くかも不透明ですので、やはり明日は積極的な売買は避けるべき日だと考えます。

 …眺めるだけっていうのも結構つらいものですが。

 

 明日の重要指標は以下の通りです。

※なし

 

 繰り返しになりますが、ヘッジファンド刈り懸念がかなり流布しています。洋傑は「そこまでいってもあるの?」という気がしますが、あくまで個人的「所感」です。くれぐれも警戒するに越したことのない状況である点はお忘れなく。

 

 ランド円は…洋傑は一旦上昇するタイミングに入るのでは、と考えています。

 これは概況ではなく、南ア債利回りの推移次第になりますが、明日利回りが1%近く下落すればトレンド転換の可能性があります。目安は10年が8.300を割り込む辺りでしょうか。

 そうなるとランド円は一気に上昇する展開もあり得ます。逆に利回りが上昇して8.450を超える展開になったら…急落orランド円単体のフラッシュクラッシュ位は覚悟する必要があるかも知れません。

 

 明日のランド円は午後の欧州時間以後、南アフリカ債利回り(10年)一点に集中する展開になると考えています。

 (;一_一)ソロソロアガロウ ランドエン