洋傑のつぶやき(ブレクジット関連報道で週明けはどう動く?)

 今日はTwitterに記載している通り、コラム記事を書きます。

 通常定期的に更新している中短期展望とは少々異なり、今回の記事は昨日のブレクジット関連の報道(洋傑、あまりランド円以外の概況に疎いので、詳細な名称は分かりませんが…)による週明け展望…ではなく、あくまで現時点までの指標推移の観点から、明日以降の推移展望を考えてみたいと思います。

 

 今回の報道によって初動がどうなるか、そんなものは分かりません(笑)。

 それがわかったら、もっと広い通貨ペアでブログ記事更新しますし。政治ニュースの予測などできたら、洋傑、もっと話題になる記事が書けます。

 まあ、できないものを悔いても仕方ありませんので、本題に入っていきたいと思います。

 

 あくまでランド円に限った個人的見解である点はご了承ください。

 

 現在までの反転上昇→反転下落→反転上昇に至る以前の記事について、8月下旬から10月中旬の記事になりますが、その時点の展望について記載している記事です。基本的に8月下旬を底値に上昇する見解で統一していますが、都度ごとの根拠なども書いていますので、良かったら今一度ご覧ください。

 

◆中短期展望Ver1.1(8月22日記事)

◆中短期展望Ver1.2(8月28日記事)

◆中短期展望Ver1.3(9月4日記事)

◆中短期展望Ver1.4(9月22日記事)

◆中短期展望Ver2.1(10月6日記事)

◆中短期展望Ver2.2(10月16日記事)

◆概況の先行指標になりやすい債券動向は異常なし?

 まず、こういったビックイベントや指標の前に、諸指標に於いて先進国債利回りは発表以後(しばらくして)の動向推移にある程度の信憑性を持つ指標と言えます。

 これは洋傑の経験則ですので、一概にそう、とは言えませんが。

 

 さて、その債券動向ですが、メインとなる日本債と米国債は大きな変動はありません。これは週末にかけての推移を見た感想ですが、最終盤にも大きく利回りが下落する事もなく、むしろ上昇に近い形でクローズしています。

 また、週間で見た場合も大きく下がる局面はなく、概ね上昇して終わっている点からも、概況を大きく巻き込む動向は起こりにくいのでは、と指標推移から読み解きます。

 

 よって、洋傑見解としては初動を除き、概況に於いて大きなリスクオフにはならないと考えます。

 まあ、初動ばかりは瞬間動向という事で指標動向からは読み解くことが非常に困難ですので、分かりません。でもどうなんでしょうね。ある程度考えられた展開とも言えますし、ランド円単体で考えた場合は然程下がらないのではと思いますが。

 初動見解の自信は…全くありません。

 (*´ω`*)サンコウニシチャダメ

◆瞬間値には影響する?円動向にはやや警戒

 債券動向とは裏腹に、やや不穏な空気があるのが円インデックスです。

 週末クローズ時にやや状っ称して終わっている点や、週末にかけてやや上昇している点からも、週明けに対する警戒が見て取れます。

 

 この動きには様々な見解があると思いますが、洋傑は「週末のイギリス展開もある程度織り込み済」なのではないでしょうか。あまりに急展開であった場合はともかく、今回の流れもある程度想像できた動きだと思うので、下手をすれば上昇なんて展開も(僅かでしょうがw)持てると思っています。

 

 ですがそれはあくまで一見解。普通に見ればやはり、週末終盤や週を通しての推移を見る限りは、週明け初動は円が上昇する可能性が高そうです。

 

 こちらは比較的流動的な指標なので、瞬間瞬間の動きにはとらわれず、じっくりと推移を観察するつもりです。

◆むしろ急落・後退もあり得る?金価格とリスク

 金価格もある程度先行指標の要素が強いですが、こちらも膠着程度で推移しており、大きなリスク上昇は見受けられません。

 むしろ、チャート推移から察するに、(直ぐに動くかは別として)むしろ下落する動きが見られると考えています。

 

 金価格の下落はランド円にとってポジティブな面とネガティブな面があります。

 

 ポジティブな面としては、単純にリスクの相対的下落が挙げられます。直近の金価格上昇は世界的な景気減速への懸念に端を発した要素が最も強いと洋傑は考えていますが、夏場の政治ニュース中心の危機的状況からはややリスクが後退しており、近々の株高(特に日本株)も相まって、ここ一カ月程度はじり安推移が続いています。

 大きく長期展望で考えた場合、金価格が下落する可能性は非常に低いと考えていますが、ここ数カ月で1300ドルから一気に1500ドルまで15%以上の上昇をしましたので、一旦の調整下落は来るかもと思っています。

 

 この内容は既に9月位に書きましたが、その後目立った下落もなく、底堅く推移していたのが現実です。ただ、直近の推移を見る分には、「そろそろ来るかも」といった動きを示しています。

 

 ネガティブな面としては、相対的にドル高に傾きやすく、ランド円にとってはドル建てである関係上、間接的に上値抑制要素になるという点です。

 ドルに関しては、ユーロが売られやすい?関係上、上昇する展開が考えられますので、これはランド円にとってマイナスです。特に米国時間での膠着・下落は考えられる展開と思われます。

 

 一番重要なのは「リスク後退」に傾きやすいという点だと思っていますので、上述のドル高は大きな問題であるとは考えてません。

◆洋傑の週明け以降の短期展望…膠着か上昇?

 …と、いう見解ですね。

 まとめとして、

①債券動向は変動見られず、直近を除けばリスク上昇の可能性は低い

②円推移はやや危険が見られるものの、瞬間的な推移に留まる可能性が高い

③金価格も債券同様。リスク上昇の可能性は低いがドル高でランド円上値抑制か

 …といった見解になります。

 

 これをランド円の推移展望に重ねると、洋傑見解としては…

ⓐ直近推移は未知数。ただ、中短期展望に大きな変更の必要はないと考える

ⓑ時間帯動向として、米国時間はやや下がりやすい可能性あり

 となります。

 

 色々と書きましたが、やはり短期展望は自信がさほどありません。あくまで一見解としてご覧頂くのがよいと思います。

 また、今回の展望には南アフリカ債利回りは考慮していません。あくまで世界的な動向ですので、諸指標のみに限定している点はご了承願います。

 (*´ω`*)ショドウキュウラクモナイトイイナ