洋傑のつぶやき(ランド円・トレンド転換の見極めについて)

 先週末は想定より下値でクローズとなった関係上、トレンド転換(反転下落)の可能性があります。洋傑は変わらず今一度の高値更新があると考えていますので、原則として展望の更新はしませんが、今回の記事は「トレンド転換した」と判断するラインについて記載したいと思います。

 

 今回の展望のスパンとしては11月末~12月末を終期として考えています。

 また、今回の中短期展望の過去記事は以下の通りです。7.34円ー7.40円を当面の上値目処としていましたが、多少の上振れはありつつも、概ね順調に推移していると思います。良かったら一度ご覧ください。

 

◆中短期展望Ver.B1.1(11月4日記事)

◆中短期展望Ver.B1.2(11月6日記事)

◆中短期展望VerB.1.3(11月8日記事)

◆洋傑の短期展望(7.50円到達→急落)

 前回記事にて書いた内容ですが、現在は短期トレンドとして7.12円から始まる上昇傾向の終期に差し掛かっていると考えています。ここでは以前に書いた記事のおさらいになりますが、今一度洋傑の展望(修正版)を書きたいと思います。

 

◆短期上昇トレンド(上昇3波内1波動目と推測。推測幅7.12円~7.50円)

①1波:7.12円→7.18円(6.2銭)

②2波:7.18円→7.12円(6.0銭)

③3波:7.12円→7.41円(29.4銭)

④4波:7.41円→7.32円(9.7銭)

⑤5波:7.32円→7.50円(推測)

と、しています。

 

 4波が7.32円で終了したとする根拠は4波動目のフィボナッチ・リトレイスメントは比較的浅い戻り幅で終わる事が多い点と、その戻り幅は50.0を超えるケースが少ない、また、23.8や38.2のリトレイスとなる事が多いからですが、今回のリトレイス幅は9.7銭で約33.0となり、やや中途半端な数値になっています。

 ただ、これは急なポジティブニュース(対中関税の段階的撤廃報道)によるものであった事を考慮する必要があり、その点を踏まえれば33.0という戻り幅は、そのリトレイスの最低基準は満たしていると言えます。

 

 また、まだ3波動目が終わっていないと仮定すると、1波の4.618倍を大きく超える(直近高値から考えると5.5程度)数値となり、エリオット波動に於ける延長波の理屈から考えると、やや難があります。やはり7.32円までの戻りが4波と考えるのが自然であると考えます。

 

 さて、上述の通り直近高値は7.46円です。4波の終点(推測)7.32円からの値幅は14.6銭となり、詳細は省きますが、5波として既に成立しています。このまま下がっても不思議はない点は押さえておく必要があると思います。

 ただ、洋傑はまだ上昇すると考えています。その根拠としては「5波動目は1波動と同じか、3波動目の0.618倍になるケースが多い」という、エリオット波動のケースに基づいています。しかし、これではやや納得するには材料不足です。

 

 洋傑がまだ上昇が続くと考えた理由は、直近までの概況+南アフリカ債利回りの推移と、現在までの上昇→下落のチャート推移で、ある程度の整合性が取れる推論が立てれたからです。

 

 洋傑はこの7.32円から始まる上昇→下落はエンディング・ダイアゴナル・トライアングルであると考えています。

 

 エンディング・ダイアゴナル・トライアングルはエリオット波動に於ける推進波(5波動)に於ける5波動目に現れるチャート推移で、3-3-3-3-3波動で構成され、大きくリトレイスしながら高値(安値)を更新していく推移です。また、3波動目が1波動目に比べて大きく上昇した延長波となった場合に、このトライアングルが発生しやすいのも、今回の上昇がエンディング・ダイアゴナル・トライアングルになると考えた根拠のひとつです。

 7.32円から現在までの上昇も、概ね3波動上昇→3波動下落となっており、上記トライアングルの動向に反していません。

 

 もしこの上昇が上述のトライアングルなら、今一度の3波動上昇→3波動下落が発生するはずです。今度再び上昇して高値を更新しても、最終高値目途としている7.50円までは上昇しない可能性が高いですが。今度3波動上昇があれば、この推論が現実味を帯びてきます。

 その展開に期待しつつも、今は推移がそうなるよう、見守るばかりです。

 

◆高値更新とトレンド転換の見極めラインは前回下値?

 今回の本題となりますが、トレンド転換ラインは直近安値の7.32円となる可能性が高いです。

 これはエンディング・ダイアゴナル・トライアングルの理論から考えても、始点を下回る展開になる事はなく、もしそうなった場合は洋傑の推論破綻となります。

 それがイコールトレンド転換となるかは確実とは言えませんが、再度の検証が必要となるでしょう。

◆下値更新となった場合、中短期展望を更新予定です。

 そのまんまの意味です(笑)。即ちVerB2の始まりとなり、大きく値を下げる展開になると見ています。

 その下げ幅などは今のところは前回記事に書いている範囲ですが、やや想定より高値が低いところで反転することとなりますので、内容の修正が必要となってきます。

 

 政治ニュースで短期展望はやや動きが読みづらいですね。前回までの中短期展望は今回の7.12円から7.50円程度?の短期展望はやや割愛した内容でしたので、今回の展望は前回より自分で勝手に難易度を上げて書いている次第です(笑)。

 そうすることで自分の展望レベルも上がると思っていますので、頑張って分析していきたいと思います。よかったら応援していただきたいです。

 

 さあ、洋傑の短期展望が当たるか否か、来週結論が出そうですね。

 (*´ω`*)