洋傑のつぶやき(ランド円・一旦の下値目処についての見解)

 今日の欧州時間からランド円は下落を始めています。まだこの下げがどの程度のものかは不明瞭ながらも、今日はこの推移展望について書いてみたいと思います。

 尚、最初に書いておきますが、今回の下げが一定程度(7.35円位?)で収まって、再度7.4円にタッチするようなら、今回の記載内容は参考にならない可能性が高くなります。予めご了承ください。

 

 洋傑は今回の下げが、ここ数日のような膠着相場で収まらない、まとまった下げになると考えています。今回の見解についても、その前提で記載します。

 

 尚、今月中下旬までの展望について、先日記事をアップしています。良かったらご覧ください。

 

◆短期展望(12月3日記事) 

◆ランド円の下げ目処展望

 下げ目処の展望を考える上では、エリオット波動を用いて構築したいと思います。

 まず今回の最高値を始点として、一旦の下値となった位置、そして膠着期間の最高値をそれぞれ始点・1波終点・2波終点とした場合…

■始点:7.51円

■1波終点:7.38円

■2波終点:7.48円

 となります。

 

 今回の下落が3波動構成か、それとも5波動構成となるかはまだ分からない部分が大きいですが、いずれにせよ、今回の下げは3波動目と考えて良いと思いますので、エリオット波動の構成上、下げ幅の目途としては1波と同程度か、1波の1.618倍程度の可能性が最も高くなります。

 つまり…

■1波動:7.51円ー7.38円(13銭)

■3波動展望

 :1波動と同じ…13銭(7.35円)

 :1波動の1.618倍…21銭(7.27円)

 となります。

 

 と言っている間に、ランド円は一気に下落を進めています。やはり本格下落と見て間違いないようです。という訳で、1波と同じ数値(7.35円)までは現時点で到達していますが、現時点の南アフリカ債利回りを推移展望する分に、まだ収まるようには思えないので、前者の下げ目処は破棄します。

 1波の1.618倍で推移すると仮定したとしても、ランド円はエリオット波動が綺麗に作用する事の少ない通貨ペアですので、多少の差異は出ると考えます。下げ目処としては、以下の範囲で考えています。

 

一旦の下値目処:7.24円~7.28円

 

 この辺りまでは、最低でもまとまって下がりそうな気配です。本当の下値はもっと掘り下げる可能性もありますが、今回の急落が一旦どこまで下がったら落ち着くか、という点に絞って書かせて頂きました。

 あくまで洋傑の個人的見解ですが、今日は当たったので、ちょっと自信がありますね(笑)。

 (*´ω`*)

◆下落目標までの期間は…

 上述の文面でお察し頂けると思いますが、かなり短期間(というか、今晩~明日程度)で到達すると見ています。

 理由としては南アフリカ債利回り推移のチャートが、比較的大きな転換点を上抜けた事や、南アフリカ関連ニュース(停電関連)が入っている点など、比較的下げ要素がまとまっている事や、今まで膠着相場であった分、勢いづいていることなど、様々な方面で方向性が「まとまって」いる点が、その根拠の担保としています。

 

 今回の下げによって、今までのランド円相場が強気から弱気に変わりやすくなる可能性もありますが、「相場は悲観の中で買い」の言葉の如く、長くは続かないと考えます

 とは言え、まだ下落は始まったばかりです。まだ買い建てするには早計であり、今しばらくは見定めることが重要だと考えます。今現在(20:30時点)の下値7.35円膠着して米国時間を迎える可能性もありますが、相場推移はまだ下向きですので、仮に上昇してもまだ買いのタイミングではないと考えます。

 

 また、下落途上とは言え、7.42円から急落して洋傑の見通し(10銭以上)に近い水準であるとも言え、現時点での売り建ても良いとは言えません。現在ノーポジなら、今日は放置が良いかも知れません。

◆中短期展望も大体まとまりました!

 お待たせしました。遂に中短期展望が大体まとまりました。

 今まで最安値を今一度更新するか否かで迷っていましたが、現在試用中の指標分析法がある程度信憑性を持てる内容になりつつあることや、概況推移展望とのすり合わせから、信憑性を言って持てる内容に仕上がりそうです。

 

 中短期展望については今週末~来週アタマに更新予定ですが、まだ現在UPしている短期展望を達成していませんので、その展望の一部修正(下値目処など)を加えつつ、皆様にお伝えするつもりです。もうしばらくお待ちください。

 

 また、今回は指標分析に於いて、洋傑個人は大きな収穫をしたように考えています。

 今回の分析方法は「短期・中期展望」に於いて重要な判断をできる方法である可能性が高まりつつあります。まだ数度(恐らく1カ月~半年程度は分析検証が必要?)の試験が必要だと思いますが、仮にこれが指標分析方法として(洋傑個人が)確立できたと思えたら、皆さんにコラム記事にてお伝えしたいと思います。

 …多分、来春位かと思います(長っ!)。スミマセン、検証させて下さい(笑)。

 

 この方法が使えるほどの内容だった場合、短期(3日~1週間程度)から、中期(3カ月~半年程度)の見込みが可能になりそうです。本当なら凄い事ですが、まだまだ検証してみます。

 (*´ω`*)