洋傑のつぶやき(南アフリカGDPはどうなる?)

 ランド円の推移は、今日はやや下向きといった感じでしょうか。このまますんなり下がるか、反発するかはまだ分かりませんが、洋傑自身は昨日のブログ記事で記載した通り、まとまった下落になるのではないかと見ています。自信はあまりまりませんで、あしからずご了承ください(笑)。

 

 今日はトレードレポート…の予定でしたが、現在の相場推移を見ても、多くのツイートなどを見ても、明日のGDP発表に注目が集中しているようなので、急遽内容を変更して(レポートをまとめきれていないからでもありますが…)明日のGDP予想を、今までの重要指標の結果に基づいて考察してみたいと思います。

 

 この記事の考察や予想は、洋傑の個人的見解が強い点がかなり多いです。

 その点は予めご理解の上、お読みいただきたく思います。

◆参考指標について

 まず、ここで書いておきますが、洋傑はエコノミストでもなければ専門家でもありません。あくまで素人目線で見た場合の「こうなるのでは?」の見解に過ぎない点はご注意願います。

 また、参考にする重要指標も個人的判断が多いので、加えてご注意ください。

 

 また、個々の指標について詳しい分析は割愛し、大まかな考察のみに留めます。

 

 ここでGDP予想をするにあたり、参考にした指標は以下の通りです。

①鉱業製造

②小売売上高

③製造業PMI

④全体経済PMI

 その他にも様々に影響のある指標はあると思いますが、洋傑個人が相場への影響度合などをみて個人的に選定した内容ですので、ご了承ください。

 

 鉱業製造や小売売上高はGDPに直結する指標として、PMIは主要産業と全体をとらえる上で参考にしています。

◆製造業を中心に不振が続いていますが…昨年との比較でみると意外に…

 ここに分析を行いましたが、その分析内容は”本年数値結果と昨年数値結果の単純な比較”となります。非常にシンプルです。

 その方が公正な判断ができると考えて実施しています。

 

①鉱業製造

 単純な結果比較でみた場合、昨年数値の方が本年よりかなり悪いです。鉱業は先進国家の基幹産業であるだけに重要指標となりますので、単体指標でみた場合は良い結果が考えられますが、いずれも低調な数値であることは間違いありません。

 

②小売売上高

 こちらは鉱業製造とは異なり、逆に昨年より悪化している印象を受けます。

 単純な比較でみた場合、悪い結果に影響を与えそうです。

 

③製造業PMI

 こちらの指標は、月別に見た場合にかなりのばらつきがありますが、前年の結果を基本に考えた場合には、ほぼ横ばいの結果になるのではないでしょうか。PMI自体が実体というよりは雰囲気に近い数値だけに、GDPに与える影響は未知数ですが、むしろGDPの結果には、この指標が最も相関性を感じます(個人的に)。

 

④全体経済PMI

 こちらのPMIは製造業より大きく捉えた指標となりますが、GDPとの相関性はやや弱い印象です。

 この指標の推移から見ると、昨年に比べ良い結果が期待できます。

◆重要指標推移から考察した洋傑予想:ほぼ予想通りの結果になりそう?だが

 ①~④の内容を総合的に考察すると、昨年に比べやや高い数値になりそうな予測となります。

 内訳で見た場合に鉱業製造と全体経済PMIは良く、小売売上高は悪く、製造業PMIは横ばいの予測となり、単純な多数決で決めるなら良い結果ですが、最も結果と相関性の高さを感じる製造業PMIが横ばいである点を加味すると、総合的には若干伸びる程度の予測となり、現在予想とされている0.4%前年比程度になる可能性が高いと感じます。

 

 但し、この四半期GDP、ほぼ予想通りの結果になった事が無いので、大なり小なり振れ幅が出てくることが考えられます。そう考えた場合に洋傑は…やや下振れするのでは、と考えています。

◆発表以後の推移展望(個人的見解強め)

 さて、ここが一番重要な点であると思っていますが、そのGDP発表以後の推移について、洋傑の現時点での見解を書きたいと思います。

 発表内容は流石に読むことは難しいですが、発表以後の推移については、それぞれの結果によってある程度推測ができると思っていますので、ここの羅列して記載していきます。

 

①GDP結果が予想より良い

 これは瞬間的に5銭程度の上昇が伴うと考えていますが、暫くして落ち着くと、元の値に帰ってくる展開も十分にあり得ます。あくまで発表時点のランド円がどの位置にいるかで分かれてくると見ています。

 7.40円以上なら、恐らく言ってこいの流れを踏みつつも、上値の強い展開が考えられます。もう目立った下げもなく、そのまま7.5円を越えていく動きも想定されますので、見定めの後、基本はロング姿勢になると思います。

 7.35円前後なら、行って来いにもならずにそのままロケット上昇する事も考えられます。発表前にできるだけ下げている展開の方が、その後の上昇はスムーズにいく可能性が高いのではないでしょうか。

②GDP結果が予想通り

 案外、上昇展開に於いてこの結果が最も良いかも知れません。発表直後は僅かに上昇する程度ですが、その後じわじわ上昇→急上昇の流れになる事を考えています。

③GDP結果が予想より悪い

 これは前々回のGDP発表時の展開になる事が考えられます。即ちフラッシュクラッシュであり、僅かな時間で10銭程度の急降下が発生する展開です。こうなった場合にはその日いっぱいは総売りになる事が予測され、大きければ20銭程度の下げがあっても不思議はありません。

 

 といった見込みです。

 事前の予想では大方想定より低い結果なのでは、といった意見があるようですが、いずれにせよ、結果はどうなるか分かりません。発表前にはノーポジションが良策であることは間違いないので、くれぐれも資産保守の観点からトレードに臨んで頂ければと思います。

(*´ω`*)