昨日は南アフリカGDPの発表内容の個人的予想と、発表直後の推移について記載しましたが、昨晩からの推移を考慮した更新内容で書きたいと思います。
今回の記事は発表直後の推移展望について、洋傑の個人的見解のみ書きます。
◆現在までランド円は高値維持…悪い結果は織り込まれて…いない
南アフリカGDPについての懸念がTwitterに書かれてから一週間程度、でしょうか。
その間にランド円は、それを織り込むべく推移…しておりません。全く(笑)。
ここまでランド円は一時的な下げはあったものの、概ね底堅い推移で動いており、めだった下げ局面もなく1カ月が推移しています。正直下げる局面は何度かあったものの、非常に堅い相場が続いています。
通常こういった指標が控えている場合には相場推移にその懸念や期待などは織り込まれやすく、通常1週間程度(個人的見解)が多いと思うのですが、その間も含め、織り込まれた様子がありません。
つまり、今回のGDPで悪い結果になった場合の想定はされていない可能性が非常に高く、Twitterで書いた通り、このまま悪い結果であった場合に「フラッシュクラッシュ」が発生する事が十分あり得ます。
まず、悪い結果(おそらく予想数値より悪かった程度でも)だった場合には、大きな下げがあると見て良いと思います。
少々大げさに書けば、洋傑の個人的目安としては、恐らく瞬間で10銭程度、2~3日程度で30銭程度下がっても不思議はありません。
◆良かった場合も、大幅に良い場合を除き下落に傾く?
仮に予想通りの展開や、良い場合でも、恐らく上昇は一時的で、概ね反転下落に傾く可能性が高いと考えています。
主な要因としては
①上述の通り、相場に懸念や悪材料が織り込まれていない可能性が高い
②テクニカル的に上値突破にはまだ材料不足の可能性が高い
③オシレータ(RSI)でも日足に於いてダイバージェンスが発生している気配がある
と、見ています。
元々洋傑は諸指標推移から分析するのが基本ですが、その諸指標を判断する限り、まだ上昇・下落を判断する程の材料が無いと分析しています。ですので、ここはテクニカル・オシレータの判断も含めて書きました。
以上の理由から、大幅に良かった場合を除き、一時的に上昇する事はあっても、その上昇は続かずに下落すると、洋傑は考える訳です。
◆事前予測から見ても悪い可能性は高いので、洋傑は発表後そのまま下がると予想
…となります。
昨日の記事にも書いた通り、やはり予想よりはやや高くても、大幅に高い予想は難しいと思います。ですので、結果がどうであれ、発表後は下がる可能性が高い、と洋傑は考え、ショートをそのままホールドしています。
この見込みが当たるか否か…今後の事も考えて良い経験にしたいと思います。
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