今日の一言(2019.5.10)

 現在23:20です。ランド円は7.72円で推移しています。

 

 現在までの動向や、今後の推移展望は「週間ランド円動向レポート」に記載しています。毎日更新予定になっていますので、詳しくはこちらをご確認ください。

 

 さて、Twitterにも記載した通り、今日は洋傑の独自見解…というよりは、ほぼ妄想に近い、来週初動展開妄想を考えてみたいと思います。

 

 ここで記載した内容は現段階での個人的見込みであり、以後(早ければ明日の朝にでも)見解が変わる可能性があります。悪しからずご了承ください。

 

 さて、現在の概況と南ア状況をざっくりと。

 概況ですが、米中貿易協議、及び前哨戦のツイート・会見合戦ですっかりリスクオフに陥りました。株価は連日急降下して今したが、週末に至ってようやく収まっている状況です。収まってはいますが、まだ上昇にはつながっていません。

 南アは総選挙動向が概ね固まってきた段階でようやく7.7円を明確に上抜けました。それまでも底堅い展開が続いていたので、週を通して比較的底堅い推移だったと考えています。

 

 週始めまでの段階で、米中貿易協議は一応の結論が出ると思われます。延期なり破談なり、結果が出ることで「マイナス材料のバーゲンセール」だった市場では買いが強まる、と洋傑は考えています。

 また、南ア総選挙結果も11日には決着が出ます。既に与党ANCの勝利は確定しており、速報内容も市場は織り込み済になっています。加えて、選挙結果が出た後の週明けになりますので、今までの膠着を一気に上抜けるのでは、と考えています。

 

 ランド円が「上抜ける」根拠は大きく2つあります。

 一つは概況のリスク緩和。今現在もじり安の株価動向ですが、協議もひと段落した段階で上昇するのは、可能性として高いと思います。いままでの株価下落幅は明らかに下がり過ぎの感があります。事態が好転せずとも、協議終了という項目だけで上昇に繋がる、と洋傑は考えます。

 二つ目は、南ア債利回り動向です。今まで10年債上昇・2年債下落が3週間弱続いており、昨日から10年債も下落に転じて、今日は1%を超える下落幅となっています。この動向は3月末にもムーディーズ格付け案件前に発生しており、同様の傾向であった場合、上昇傾向に大きく舵を切る展開が見込まれるからです。

 

 その辺は直近の動向グラフを含めて先日の記事に記載しています。図解で見やすいかも知れませんので、まだご覧になっていない方は見て頂けると幸いです。

 

 先日の記事はこちら。

 

 これらの理由から、今日の終値から週明けに急騰を妄想しています。

 正直根拠が緩いので、本当に座興程度にお聞きいただきたいと思います。楽しんで頂けたのでであれば幸いです。