1週間を終えての一言(2019.5.25)

 今週のトレードも終わりましたね。

 

 南アフリカランド円の詳しい分析・感想は後ほどご報告するとして、とりあえず大まかな話と世界的な概況についてお話させてもらいます。(クロス円全般)

 

 その前に今週のランド円動向範囲は結果から見れば下落(始値7.65円・終値7.58円)で終わりました。

 

 クロス円は概ね下落で推移しました。動向で見ると避難通貨のフランは他クロス円と対照的に上昇、同じ下落でも資源国の豪ドル+NZドルはやや緩やかな下落、米ドルと加ドルは下げ幅が大きかったように感じます。

 

 諸指標の動向結果や考察は反省会に記載するとして、ここではイベント指標(ニュース・経済指標)をメインに記載したいと思います。

 

 週前半は豪州総選挙の結果から端を発するリスク選好ムードで上昇傾向となりました。内容自体は現在の政権政党が勝利したことによるものだったのですが、長い間リスク回避に動いていた反動からか、想像以上の買い優勢となった印象を感じました。

 

 そのまま推移すると思いきや、じわじわと米中貿易戦争関連報道が真綿を締めるように株価に響いてきました。株価の下落と共にクロス円も下落、一時は日経先物が20800円まで下がる局面もありました。これは経済指標の結果が悪かった事も多きかったと思います。

 特にドイツ製造業PMI・IFO景況指数の悪さからくる下げは大きかったように感じました。

 

 欧州の指標結果が悪いのはよくある展開でしたが、その展開もあってリスク回避からくる先進国通貨への資金流動も、ユーロからドルへのシフトも加わり、ドルインデックスが大きく伸長したのも特徴です。

 最終盤にはやや下げましたが、この流れは続く可能性が高いですね。

 

 上述のリスク回避からフラン・円にも資金が集中しました。トランプ大統領の訪日によってこの流れが緩和するかどうか、来週初動の動きにも注目が集まります。

 

 

 

 ランド円の推移は…なんというか、複雑な心境です。

 週間予測は範囲に収まって上々とも言える結果になりました。動意範囲や終値見込みの範疇に収まっていますし、週を通しての展開も「下落」優勢であったと思います。

 

 ただ、日々の見込みがズタズタでしたので、今までとは逆の傾向になってしまっていますね。週間予測は書き綴りにすることで分析データに呑まれない内容でかけたので良かったのかとも思っています。

 それとは対照的に、動向レポートは分析データに呑まれた印象が強いです。

 

 ある程度記事数は減らして、リアルタイムな情報(Twitter)にもう少し注力するようにします。動向レポートは欧州時間後半のアップに留めて、当面は1日1回にしておきます。

 

 洋傑のトレードは…なんというかこちらも微妙です。マイナスにはなっていませんが、ホントに微益で、殆どトレードしていないとも言えます。来週はもっと積極的に仕掛けます。

 

 来週は南アフリカ閣僚人事の発表があります。この点は現状のランド円相場に与える影響もありますので注意して見ていきますが、現状の中期下落トレンドを覆すような南ア国内情報は無いように感じます。

 ただ、国内になくとも概況にある可能性があります。トランプ大統領の来日に伴う何かポジティブサプライズがあるかも知れませんので、そうなると中期トレンドは変わる可能性もあります。

 

 明日の週間予測はこの点も織り込んだパターンで記載するつもりですので、良かったらご覧ください。

 

 今週の反省会+週間予測は、今日明日中にアップする予定です。

 

 今週は良いトレードになりましたか?

 皆さんお疲れ様でした★

 (*'ω'*)ノシ