洋傑のつぶやき(諸指標の今後の見込み)

 今日は諸指標の今後の動向について記載したいと思います。

 既に今週の諸指標見込みについては週間予測に記載していますが、週も半ばになりましたし、やや修正を加えた内容で書き綴っていきたいと思います。

 …書き綴りではありますが、週間予測のように図解は入りません。悪しからずご了承ください。

 

 まず株価についてですが、思ったより高値まで推移しました。一時は21300円を伺う位置まで上昇しましたが、その後は伸びがないまま下落に転じています。今現在の動きはまだ本下落といった流れには至っていません。

 週間予測では反転下落とのみ記載していた気がしますが、仮に下落した場合、多少の上下はありながらも20300円まで戻る可能性が高いと考えています。

 今週は終値21500円ー21800円程度で見込んでいます。

 

 通貨インデックスについてはドルと円のみに特化して記載しますが、ドルは週始めからやや上昇して推移しており、また円インデックスは逆に下落で推移しています。

 ですが、こちらも大きくは変更ありませいん。円インデックスは0.009200を下値に反発して再度上昇傾向に移行しつつありますし、ドルインデックスは上値が重い印象ですので、今後じりじりと反転するという見込みです。 

 こちらは株価程明確に終値を見込んではいませんが、一つの目安として、ドルインデックスは96.400-96.600・円インデックスは0.009250-0.009300を見込んでいます。

 

 債券利回りは日本債と米国債に絞って記載します。

 現在までに米国債と日本債は上昇して推移していましたが、昨日位から徐々に下げ幅を広げています。金価格等のリスク指標も上昇している関係から、やはり今後は下落していく展開を見込んでいます。

 

 以上の点から、週間ランド円見込みを若干修正します。

 

 …さて、ここからは昨日Twitterで記載した通り、南アフリカ債利回りについて記載したいと思います。

 実は、長長期スパンで見た時に、南アフリカ10年債利回りはトレンド転換点に差し掛かっています。厳密に言えば、年単位でのトレンド転換点です。

 

 現在…というより、2013年より現在まで南ア10年債利回りは長長期上昇トレンドであったと言えます。それに比例してランド円も相対的な下落トレンド(2013年11円→現在7円超)に入っています。

 この上昇ライン下限に数値が差し掛かっています。恐らく日終値で8.250を割る日が出てきた場合、流れが一変する可能性が出てきています。

 

①8.250を割り込む→9.0円を目指す上昇トレンド形成?

②再び上昇し始める→6.0円を目指す下落トレンド継続?

 

 上記の流れになる転換点であると推測しています。

 割り込みラインは記載しましたが、恐らくランド円下落傾向が続く場合、8.500を超える流れになると考えていますが、個人的見解ですので悪しからず。

 

 ともあれ、今後の動向を見極める非常に重要な局面に差し掛かっているのは間違いありません。

 今後1カ月弱は南ア10年債利回りを注意深く観察するつもりです。

 

 …しかし間が悪いです。あのGDPにリセッション懸念+ESCOMに汚職疑惑・格付け懸念と、タイミングとして最悪の時期に最重要なポイントが差し掛かりました。

 ある意味、伏線かも知れませんね…

 (;一_一)イトオソロシ