洋傑のつぶやき(リスク指標の分析について)

 今日はタイトルの通り、リスク指標について洋傑の見解を記載したいと思います。

 

 そもそも、洋傑がTwitterでリスク指標を記載する場合、金価格を指して書きます。ですが、今回は先進国債券利回りも含めて記載していきます。

 そもそも債券はリスク回避資産として運用される事が多く、リスクオフ時に買いが集中する傾向があります。月並みですが、利回り等が比較的低い事から、リスクオン時は株式に、オフ時は債券にというのが、一般的に言われている資金動向だと思います。(間違っていたらごめんなさい)

 金についても同様です。そういった意味で、今回は総合して記載します。

 

 債券利回りが下がる事は、即ちリスクが高まっている事の証左とも言えます。しかしながら、それがその他の指標(株価・通貨インデックス)に影響を及ぼすまでには、やや時間差が生じる傾向が強いです。

 今までの洋傑の経験則から言えば3日~2週間程度が一般的です。

 かなり先の未来暗示、といった捉え方で良いかも知れませんね。

 

 一方の金価格は、ランド円とは債券利回り以上の相関性があります。この内容については以前にブログにて記載した事がありますが、再度記載します。

 

 元来金はドルとの相反関係が有名です。即ちドルが下がれば金が上がり、ドルが上がれば金が下がる、といった感じです。

 それと同時に金はリスク回避の資産としての機能もあります。ここが重要だと思っています。

 

 通常、リスクが高まると諸通貨売り(円・フラン除く)が進み、ドル安に動くことで金高にシフトします。その際にランド円はドル建て特性から(ランド円=ドル円÷ドルランド)、一時的に上昇する傾向になる場合が多いです。

 ランド円は下落する手前(1~5時間程度が多い気がします)に急上昇することが多いですよね。ここで「買いだ!」とポジション建てして急落…という経験、洋傑は非常に多かったです。

 

 まさにその急上昇するタイミングと一致します。

 

 そして、他通貨ペア(クロス円)が下がる中、ランド円のみ上昇するケースも往々に発生します。

 しかし、その後ドルが上昇する局面(クロス円が一旦下げ一服したタイミング)で、ドル上昇・金下落が発生します。勿論リスク緩和ではないので円インデックスは然程下落せず、ドルのみが上昇する流れになるケースが多いと思いますが、その際にランド円は急速に値を下げる展開になりやすいです。

 

 全ての場合に確実に適用できるわけではありませんが、この傾向になるケースは多いと思います。

 

 ですので、金価格が上昇し始めたタイミングが、ランド円反転の第一段階(下げ前の上げ)で、その後金価格が頭打ちになった時期に売り仕掛けするのがベストだとも言えると思います。

 …あくまで絶対ではありませんので、そこはご注意願います。またランドインデックスとのバランスもあるので、動きは必ず一定パターンにはならない点も注意が必要です。

 

 さて、現在の状況は小さな目で見ると正に反転ポイントと言え、大きな目で見ると急落の前段階(上昇ポイント)と見ることができると思います。

 洋傑は前者である、と信じてトレードしていますが、長い目で見るとまだ急落、というほどの動きを今晩するかは微妙です。よって、小さな下落はあると思っていますが…どうでしょうね。

 

 中短期的に言えば、恐らく金価格が1320を割ったら本格的な下落になると思っています。

 

 以上、リスク指標の分析でした。

 (*´ω`*)