洋傑のつぶやき(現状の動向分析について)

 今日は殆ど動きのない推移で進捗しています。

 まあ、南ア市場が休場なので、仕方ないと言えば仕方ないのですが…やはり動きが無いのはヒマでつまらないですねー。

 

 ランド円は朝から7.32円ー7.35円(殆どの時間は7.34円)で収まっており、概況につられて…というより、膠着相場内でテクニカルな動きに終始しているといった感じでしょう。正直、現在までの動きが地合いによるものとは考えていません。

 現に、今までのランド円相場も休場日は(何事もない相場であれば)じり高になる傾向が強いです。

 

 さて、先日ランド円予測のブログ記事をアップしましたが、あれは週間での動向見込みであり、週始めの状況はまた見解が異なっています。

 なので、今日は現在までのランド円相場状況について記載したいと思います。

 

◆株価

 日経や香港株はやや上昇・ダウやドイツ株はやや下落といった感じです。久しぶりに日経が強い印象ですね。

 午前の東京市場は上昇しました。香港の条例改正に反対するデモに対して、香港政府が条例改正見送りを発表した事が好感されて買いがやや優勢になりました。

 しかし、取引金額が連日非常に低い水準であり、他市場に需要は流れています。よって株価動向は他指標に吊られやすい状況なのではないかと思われます。

 

◆先進国債券利回り

 こちらは動きが流動的かつ統一されていません。不安定な状況が垣間見えます。

 日本債やドイツ債は朝からやや上昇、他債券も同様ですが、直近の為替状況に直結しやすい米国債は上昇→下落の動きに変わっています。先ほどの米国指標が悪かったのもありますが、それ以前からじりじりと下がっていたので、傾向として急変したわけではないと考えています。

 

◆通貨インデックス

 朝からドルを除いた諸通貨が総じて高い状況となりました。避難通貨たる円やその他の投機筋まで上昇した点は、先週までの総通貨安とは対照的です。

 しかし、伸び幅は先進国通貨程高く、それも円やフランに集中しつつあります。

 

◆金価格

 こちらも米国債と同様に朝から上下に振れまくっています。

 現在は再び上昇していますが、今後の動向も不透明です。

 

 概況をまとめると上述の内容となりますが、今日は南アフリカ市場と債券市場が休場なので、リスク上昇の是非はこれら諸指標にゆだねられることになりますが、その見解はどうでしょう。

 

①午前中

 株価上昇・円高+諸通貨高・債券利回り上昇・金下落となっていました。リスク判断は「やや後退」です。

②現在

 株価下落・円高+諸通貨高・債券利回り一部下落・金上昇となっています。リスク判断は「やや上昇」です。

 

 やはり米国時間になって、ややリスクが高まっているようです。

 

 今後の展開ですが、米国時間は株価動向こそ不透明ですが、債券利回りは下落傾向で円も上昇の気配が強いです。クロス円はじりじりながらも値を下げる展開になるのではと考えますね。

 

 ランド円は参考指標が少ない状況ですし、動意は限定的になると思います。

 まだ上値にも余裕がありますので、下げ基調ながらも下がるかは微妙です。

 

 本番は明日以降になると思いますが、今晩は円高が急速に進めば相場急変もあり得ますので、円インデックスと米国10年債利回りには警戒する必要があると考えます。

 

 

 それにしても、全く動きませんね。

 洋傑は含み損を抱えておりますが、大きく上窓スタートとなった場合、損切りするつもりでした。しかし結果は膠着。今しばらくにらみ合いが続く予感…

 

 ですが、円の動きが非常に不穏です。債券も同様ながら、朝の急上昇にはかなり警戒を高めている洋傑です。

 今日この動向の直接的影響がでる可能性は低いでしょうが、いずれ一気に顔を出すのでは、というのが見解です。

 

 短期的見通しは、実は上昇を見込んでいます。G20後は上昇に転じると思っていますが、その前に下げが強まる展開を見込んでもおり、今週がそのタイミングであると見ています。

 

 …さがってくれランド円。

 (*´ω`*)