洋傑のつぶやき(ランド円の動向について)

 今日のランド円は方向感の無い動きに終始しています。

 朝から値を上げていましたが、始値から僅かに2銭程度の上昇に留まり、その後はトルコや中東関連のニュースで急落したものの、再び値を上げて再度下落と、動きがあるようでない感じで推移しています。

 

 下値が7.44円程度、上値が7.49円ですので、上下幅5銭程度ですが、動きは一時的な急上昇・急落を除き比較的安定している印象を受けます。

 

 後付けの理由から言えば、上値は南アGDP発表前の高値7.50円に抑えられ、下値は南アフリカ債利回りの安定下落に支えられて底堅いといった感じです。

 

 なかなか明確な動きを示せずにいるランド円相場、決着が付くのは早ければ米国市場開場後、次の機会はカットオプション時、遅くてもFOMCで片付くと考えています。

 上値は7.50円を超えれば上抜けで一気に上昇する展開が見えてきます。逆の場合も一気に下落する展開が考えられ、ランド円相場は明暗分かれる結果になるのは間違いないと踏んでいます。

 

 洋傑はTwitterでも記載している通り、下落で構えていますが、結果が暗転すれば早々に切ります。正直、今週は大損害を被っているのでこれ以上はしたくないのですが…

 

 ランド円もここまで上昇してくると「どちらに転んでも不思議はない」状況と言えます。そもそも利下げ懸念からくるランド円安でしたので、相場としては現状が低すぎる水準である点も、上昇を促す要因となっています。

 事実、現在までに買玉数は上昇の一途をたどっており、「買い飢え」状況が限界に近付いている事の証左でもありますが、同時に先進国債券利回りの続落が、リスクオフとも言える地合いを形成しつつある点も、現在の方向性を掴み難くしていると言えると思います。

 

 何度も記載した内容となりますが、洋傑が下落と考えるのは…

①利下げ懸念から始まったランド円安が、現時点で収束するとは考えにくい

②各国債券利回りが下落し続けている

③(今夜に限っていえば)南ア債利回りの動向から見る「勘」

 です。

 

 ③は論外として、やはり現状のリスク急上昇の中での株高という非常に不安定な地合いで、ランド円が上昇する展開はどうしても考えにくいです。その一点に囚われた見込みである点は、確証として低い推論であると思います。

 

 今後の戦術もシンプルです。

①7.50円を超えたら損切り・ドテンロング

②そのまま下がったら7.35円で利食い

 

 それもこれもFOMC次第、といったところでしょうね。

 

 

 そのFOMCですが、洋傑はドル高株安に振れると考えています。ついでに円高も。

 あくまで根拠の弱い推論ですが、お付き合いください。

 

 現在の株高は米国や欧州圏の利下げ示唆(ハト派)発言に端を発しているものですが、それは少なからず今月の利下げを期待した動きを含んでいると考えています。現にドルは一時相当に値を下げました。

 ニュースの内容とはやや見解が異なりますが、7月利下げより早い利下げを織り込んでいる、と洋傑は見ています。

 

 となると、現状維持の結果が出た場合、ある程度以上のドル高・株安が生じるのではないかという推測です。

 

 実際そうなるかは全く分かりませんが、上述のランド円上昇抑制とシナリオを結合させた場合、ドル高・円高・ランド高(or安)でランド円が下落するという展開を考えています。

 

 推測と書きましたが、願望に近いです(笑)。

 (*´ω`*)サガッテクレー