洋傑のつぶやき(ランド円の中短期上昇トレンドの終了ポイントについて)

 

 現在の上昇トレンドは6月初旬から始まっています。

 洋傑はトレンド内容の記載の際に期間として書き区分けで使い分けています。即ち…

   ①短 期 → 1カ月未満

   ②中短期 → 1カ月~2カ月

   ③中 期 → 2カ月~4カ月

   ④中長期 → 4カ月~6カ月

   ⑤長 期 → 6カ月~1 年

   ⑥長長期 → 1年以上

 としています(若干今決めた区分もありますが…)。

 

 今回はこの期間区分を使いながら、今後のランド円推移について、現段階の洋傑の見解を書き綴っていきたいと思います。毎度の事ながら、推論を多分に含んだ内容です。読み物程度にご覧ください。

 

 さて、Twitterでも何度か記載しましたし、ブログで昨晩書いた内容ですが、今後のランド円は7.65円ー7.70円辺りまで上昇した後、反転下落すると考えています。

 以前の(見込みを外す前)洋傑の見解は南アGDP発表前の水準以上にはランド円が上昇しないと考えていました。残念ながらその見込みは外れ、上昇したわけですが、そうなると次の反転ポイントは上述のラインまで上昇しなければなりません。

 

 正直、現状の地合いと概況からそこまで上昇するのは…とも考えましたが、過去こういった非常に不安定な地合いのタイミングこそ、ランド円はじりじりと値を上げていった展開が多かったような気がします。

 あくまで経験則ですが、安定した相場より、ランド円は不安定な(ドルが下がる)時期にこそ、上昇する事が多いと思います。

 

 となった場合、恐らく上述のラインまで到達する…というのが洋傑の見解です。

 しかし、それはネガティブニュースや非常に不安定な地合いの中で上昇しなければならず、とてもリスキーなトレードになる事は間違いありません。

 

 よって、より高確率に、より失敗しない為には現状での売買は控えた方が得策です。

 現状は「大きく下がるかも知れない局面下、僅かな買い材料を模索して上昇していく」相場状況だと考えています。その状況で買いを建てる事は不意の下げによる含み損を抱える危険性が高く、上昇する流れではあっても特段のネガティブ材料があれば流れは一変して急落→下落トレンド形成 といった最悪のシナリオを作る可能性が捨てきれません。

 逆に売り立てする事は(現状の)上昇傾向に反するポジション建てになってしまい、ある程度含み損を抱える前提で臨む必要性を迫られます。

 

 …長々と書きましたが、まとめると「買いは不意の急落の危険を抱え、売りは含み損を抱える前提で臨む」局面であり、中期トレンド(下落)の中で、短期トレンド(上昇)が動いている状況である以上、基本は売りで抱えていた方が得策です。

 何度も書きますが、とはいえ現状は上昇傾向です。ここは上昇しきるのを待ってトレードに臨むのが賢明であるのはある程度確証のある事だと思います。

 

 といいつつも、洋傑は買い建てしている訳ですが…(;一_一)

 

 さて、ようやく本題に入るとして、その上昇トレンドの終焉タイミングはいつでしょうか。

 それがわかれば苦労しませんが、ある程度目安になる指標はあると思います。

 

 それは「南アフリカ10年+2年債利回り」と、「金価格」です。これはTwitterでも言いましたね。

 

 ここで記載するのは直近1カ月程度の流れだと思ってみてください。

 

 金価格はご存知の通り、ドルとの相反関係で知られています。即ち、ドルが上がれば金が下がり、逆も然りです。勿論両指標とも上昇する事もあれば下がる事もありますが、それはリスク上下が絡んています。

 洋傑がチャートや指標分析を初めてそこそこ時間が経ちましたが、そこで生じたパターンを記載します。

 

 まず第一段階、金価格が上昇し始めます。これはリスクが上昇して株価が膠着or下落になるタイミングです。諸通貨インデックスは当然下がりますが、ランド円はドル建てである関係上(ランド円=ドル円÷ドルランド)、膠着または上昇という形で推移する事が多いです(但し不安定相場)。

 

 次に第二段階、金価格が反転下落を始めます。これは往々にして株価が持ち直し、ドルが上昇するタイミングになります。諸通貨インデックスはリスク後退で上昇し始まます。ランド円は概況が円安ドル高で横ばいながらも、ランド自体がリスク後退で上昇するので、まだ値を上げ続けます。しかし、動きは緩やかになりがちです。

 

 そして最終段階、金価格の下落ペースが加速します。その段階になるとランド円は急落という形で上昇トレンドが終了するケースが多いです。その際のきっかけが南ア債利回りとなる訳です。

 最終段階に入っても南ア債利回りが上昇しない限りはランド円も目立った下落はしません。その点は注意が必要です。

 

 長文になってしまいました。

 今回の記事は洋傑の経験則が多く、分析検証が不足していますので、あくまで一事例推測としてお使いください。

 

 いずれにせよ、金価格は1350ドルを割るところまで下がる必要があるかも知れません。Twitterには1400ドルで記載しましたが、やや下げが足りないように感じましたので、訂正します。

 

 洋傑は7.65円ー7.70円で売り建てを行い、7.40円で決済する戦術を構築しています。その値まで上がってくるか否か、これからの動きに注目です。

 しかし、やはり動きが想定より遅いです。このままでは週末までに予測値まで下がらない可能性が高まりそうです。

 (*‘ω‘ *)