洋傑のつぶやき(今後のランド円推移について)

 現在23:10です。ランド円は7.36円で推移しています。

 

 今週の動向については既に週間予測に於いて記載済ですが、なにぶん今日の南アフリカGDPの結果によるチャートの動きが激烈であったため、今後の動向について「ある程度定まった」感があります。

 今日は動向レポート以外に、この点についても記載したいと思います。

 

 週間予測もそうですが、今回の記事はかなり個人的見解の要素が強くなります。あくまで読み物として楽しんでいただく方が良いかもしれませんので、悪しからずご了承ください。

 

 さて、今日18:30の南アフリカGDPの発表は…壮絶なものでした。

 洋傑、丁度見ることができたので、しげしげと見つめていて仰天しました。ホントに。

 

 まあ、結果も壮絶でしたが、この結果により南アフリカの利下げはほぼ確実になった、と洋傑は考えています。

 

 豪ドルの時もそうでしたが、いざ利下げ発表のタイミングより、ケースによってはその手前期間の方が下落が顕著になる場合も多いです。今回の上述結果はその流れを招くものであったと思います。

 

 故に、次回政策金利発表までは7.0円~7.5円のレンジで推移すると考えています。

 これは、米雇用統計等が良い結果で終わっても、米中貿易戦争が好転しても大きくは変わらないと推測しています。

 

 相当に上値が重い流れになってしまいました。

 当初の洋傑は今一度の下落にはなると思っていましたが、その後は上昇して7.6円~7.7円位までは上昇すると見込んでいました。しかし、今回の指標結果は悪すぎです。その理由も恐らくESCOMが絡んでいるのは間違いないだけに、金利引き下げ・経済低迷・格付け懸念の三拍子そろってしまっています。

 

 ランド自体の軟調は高い確率で続くと見て、後はドルと円の推移にかかっていますが、こちらも上値抑制に大きく影響を及ぼしそうです。

 

 ドル自体は現在短期的な下落傾向で推移していますが、あくまで中期的・長期的には上昇傾向です。また、円インデックスは短期的に非常に急上昇しています。

 これらのバランスによってランド円は振れる事が見込まれますが、上述の展開を超えた上値には、なかなか到達できないというのが洋傑の見解です。

 

 明日以降も重要指標は続きますが、今現在の概況に対する反応を見る限り、諸指標と相反する動きになる事も想定されます。

 今日~今週末まではランド円の変則推移に最大限の注意で臨みます。