1週間を終えての一言(2019.6.8)

 今週のトレードも終わりましたね。

 

 南アフリカランド円の詳しい分析・感想は後ほどご報告するとして、とりあえず大まかな話と世界的な概況についてお話させてもらいます。(クロス円全般)

 

 その前に今週のランド円動向範囲は結果から見れば下落(始値7.43円・終値7.23円)で終わりました。

 

 クロス円は明暗分かれる流れとなりました。概ね多くの通貨は上昇となりましたが、FRBによる利下げ観測から上値を抑制されたドル円は膠着、フルボッコチャートと化しているランド円は急落の流れになりました。

 資金動向もドルから諸通貨へ流れる結果となっています。その流れも幾つか見受けられますが、個人的見解を含めつつ、記載したいと思います。

 

①ドル→欧州通貨(ユーロ・フラン・ポンド)

②ドル→資源国(豪ドル・NZドル・加ドル)

③新興国→資源国・先進国

 

 …結構複雑な動きだと思います。これは円インデックスや日本債利回りの数値が大きく影響を及ぼしている可能性が高いと考えています。

 今週は株高で推移しました。ほぼ一辺倒ともいえる動きです。しかしながら日本債利回りは全く上昇せず、むしろ下落しました。円インデックスも週を通してほぼ横ばいです。

 

 このような動きの中では、投機筋通貨である新興国通貨には資金が集まりません。そういった意味では資源国も同様の事が言えますが、こちらは利下げ観測→利下げ敢行で一旦の通貨安が終わった直後でもあり、資金が集まった格好です。

 

 ドルと新興国資金を欧州通貨と資源国が吸い上げている構図が見えてきます。

 この辺は明日の週間予測に記載しますが、メキシコ関税発動が見送られた影響が円インデックスや日本債利回りに反映されない場合、今の上昇歓迎ムードから一転して地獄モードに入る展開も、少なからずあると推測します。

 

 

 「いやいや、メキシコ関税無期限延期でそれはないだろう」と思われると思います。洋傑もそう思います。

 ですが、リスク指標は全く緩和されていないばかりか上昇している事実は、一時的な政治ニュースの更に上を行くマイナス懸念が存在するからにほかなりません。

 

 ”まさか”に振り回されてきた洋傑の経験則もありますが、油断は禁物です。 

 

 

 

 ランド円の推移は…週間予測を「更に下回って」います。終値見込み数値は予測範囲を若干下回りました。

 ですが、概ね見込み通りですね。

 

 今週の洋傑はランド円で稼ぎました。現在8万程度でトレードを行っているのですが、ランド円単体で13000円弱のプラスとなりました。下落トレンド内での動きという事で基本売り姿勢で臨んだ結果が奏功した感じですかね。

 

 諸手を上げて喜びたいところですが…含み損を若干抱えた状態で寝過ごしクローズとなってしまった上に、クローズ後のメキシコ関税発動無期限延期です。週明けは苦しい展開になるかもしれませんね…。

 (;一_一)ナンテコッタ

 

 しかし、ランド円の展開、必ずしも上昇に傾くかというと、「意外な」展開があるのではと推測しつつあります。

 まだ分析中ですので、この辺は明日の週間予測にでも記載できればと思います。

 

 今週の反省会+週間予測は、今日明日中にアップする予定です。

 

 今週は良いトレードになりましたか?

 皆さんお疲れ様でした★

 (*'ω'*)ノシ