直近の見通しが外れて、昨日の記事を握りつぶした洋傑です(笑)。
洋傑は7.70円で反転下落すると直近見込みでは考えていました。結果としてランド円は上昇し、上抜けた展開となった訳ですが、このランド円、はたしてどこまで上昇するのでしょうか。
当面の見込みを見事に外した洋傑ですが、ここは気持ちを切り替えて書き綴っていきたいと思います。
昨日から現在に至るまで、比較的冷静に動きを見ていた上での、現時点での見解を記載します。まだ検証不足の側面が大きいので、読み物程度にご覧いただければ幸いです。
現在もランド円は上昇し続けていますが、実は既に中長期下落トレンド上限に達しています。今日終値段階で7.80円を超えた展開になる場合、そのラインすら超える事になります。
そうなった場合、7.9-8.0円ラインまで視野に入ることになりますが、そこまで上昇するかどうかが、今日これからの流れのキモになりそうです。
そのカギを握るのは、
①ドルインデックス
②円インデックス
③南アフリカ10年債利回り
④金価格
だと考えています。厳密には先進国債利回りなどの諸指標も重要ですが、そこは概況としてまとめる事にします。
まず、ドルインデックスですが、この指標は毎度記載している通り、金価格と相反関係にありますので、ここは金価格で見ていきたいと思います。
金価格推移ですが、今日一日をみている限り「上昇→下落して始値」といった感じです。ドルインデックスはじり安展開になっているので、今までの流れを加味すれば、今後米国市場開場とともにややドル上昇になる可能性もあります。但し、その上昇も限定的だとは思いますが。
大きな流れとしては金上昇・ドル下落(or膠着)の見解で良いと考えます。
円インデックスは昨日から一貫して上昇していましたが、現在は一服してやや下げています。それでも昨日の相場急変前から比べれば大きく上昇しています。今後も高値維持する展開を考えています。
南アフリカ10年債利回りも一貫して下落です。利下げがより確実視されるに至り、高金利通貨であるランド、及び債券に買いが集まりやすい状況がこの動きを助長していると言えます。また、先ほどESCOM支援策が発表されたことで、更に債券買いが進んでおり、これもランド上昇に寄与しています。
概況は債券利回りが上昇しており、株価も高値維持、米国株に至っては最高値更新とリスク後退が伺えます。
これらを総合的に見た場合、先々週に記載した通り、毎日荒い値動きを示しつつも、上昇していく展開が考えられます。但し、来週に政策金利発表を控えており、利下げを見込まれている点から、来週はかなり激しい動きになりそうです。
ともあれ、洋傑は当面7.9円までは上昇していく、という見解でトレードを進めています。
いよいよ本格的な数値まで戻ってきたランド円ですが、今までの最大懸念だった「高金利(かつ安全性を含む)通貨の強みを米ドルに奪われる」構図は崩れつつあります。本来の強みを取り戻す展開になるのか否かについては、明日の記事で記載したいと思います。
明日は先月記載した記事も引用しつつ、南ア債利回りから見た今後の展開を書くつもりです。
まあ、結論から言えば「ランド円は上昇トレンドに入る」という結果になりますが、そうなった場合、先日Twitterでアンケートした「長期見込み」は完全に洋傑の見解から外れることになるのですが…。
本当に長期見込みは難しい…。殆ど当たらない。
(;一_一)マダマダシュギョウガタリナイ
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