現在、ランド円は7.79円まで上昇しています。
主だった指標もない月曜日(火曜日も同様ですが…)にしては、比較的動きがあった感じですね。洋傑は7.74円買いが先週から残っていたので、結果的に含み益となっています。今週はまだ始まったばかりなので、ここらで一度利食いする予定です。
今日は経済指標発表はないものの、政治ニュースでは米中通商協議の可能性示唆ニュースと、トランプ大統領のFRBへの利下げ圧力報道によって、リスク低下・ドル安が進み、結果としてランド円は上昇に至っています。
ランド自体は、今日の欧州時間から現在までやや下がっています(この時間に殆ど始値まで戻っていますが)。概況の動きはランド円にポジティブに推移する中、南アフリカ債利回りがマイナスに転じれば、7.8円を超える展開に期待が持てます。
この辺は米国時間序盤でもあるので、まだはっきりしませんが、洋傑の体感的な見込みとしては利回り自体はマイナスに転じる可能性がやや高いと考えています。ただ、逆にドルが持ち直しそうな気配があるので、結果として膠着で明日朝を向かえるのではないか、と考えていますね。
さてさて、今日のブログ記事はそういった内容とはやや距離を置いて、現時点のランド円を取り巻く諸指標の推移を考察しておきたいと思います。
◆警戒が必要な指標
①ドルインデックス
かなり動きが不安定です。先ほどまで下げていたのですが、急上昇を始めました。金価格も連動して下がっているので、ドルは上昇する可能性が高まっています。ドルの上昇はランド円の上値抑制になりやすいので、あまり上昇するようなら、現在上昇傾向で基本的にロング戦術をとるケースが多いランド円はトレードを控える方が良いかも知れません。
②日本国債10年利回り
動きはドルインデックス同様にやや不安定です。まだはっきりした傾向が見えずらい感じで、今後の方向性が非常に不透明です。また、この指標はすぐに結果に影響するというよりも、じりじりと影響を与えるケースが多いので、現在値から急速に下がる場合は、一旦ポジション決済などの措置が必要でしょう。
③金価格
最近洋傑が記載する事の多い指標です。ドルインデックスと併せてみる必要がありますが、あまり急速に上下する場合は、その最終的な方向性に関係なく、ランド円の推移が非常に激しくなることが多いので、定期的な観測が必要です。
④南アフリカ債利回り(主に10年)
こちらもおなじみの指標です。現在は下がっているので、夜半過ぎからのランド円上昇に期待が持てます。ただ、上述の通り、ドルインデックスが反対に上昇傾向でランド円上値抑制に働きそうなので、この辺はドルインデックスを注視しながら慎重に判断する必要があると思います。
…直近で気になる指標は以上の4点ですね。まあ、ある程度ありきたりな指標ですが、やはり動向には注意が必要だと強く感じます。
◆洋傑の自信なし相場推移見込み(月曜日)
※ここに記載する内容は洋傑の超・個人的見解です。諸指標を参考に独自の見解で記載していますので、精度は従来以上に自信がありません。あらかじめご了承ください。
明日も今日同様の上値が強い流れになる可能性が高い、と洋傑は考えています。
即ち、東京時間も株価次第ながら、大きな下げが無い限りは微上昇、欧州時間序盤は依然不透明な方向性ですが、急な下げを伴いながらも上昇する可能性が現時点では高いと考えます。
日々の流れでよくある話なのですが、午前中に上昇した値程度は午後(一時的なりとも)ほぼ全戻しになるケースが多いです。洋傑の体感的な経験則ですが、トレードするなら午後(特に15~16時前後、もしくは21時以降)が良いと考えます。
注意が必要な指標は上述の通りですが、特に金価格は午前~欧州市場序盤までは非常に有効な判断材料になります。
◆洋傑の月曜トレード戦術
まずは一旦現状のポジションを決済してからとなりますが…
①原則として買い建てのみ(上昇トレンドと捉えている為)
②新規買いラインは7.75-7.78円前後
③一旦の決済ポイントは7.85円(状況を見て小まめに利食いも可)
といった感じです。
ランド円が急速に値を下げた場合、7.70円で一旦損切りします。
概況の影響も非常に大きいですが、現状はランド円にとって追い風です。経済指標の無い明日火曜日は洋傑も状況を見て積極的に仕掛けていきたいと考えています。
(*´ω`*)
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