洋傑のつぶやき(現在のランド円膠着の要因について)

 

 現在、ランド円は7.77円辺りでしょうか。

 今日は朝からじり安展開となり、その後は突発的な上昇と下落を繰り返しながら、ランド円は今日の相場に於いて、殆どを7.75円ー7.76円で過ごしているといった状況でした。

 

 先ほどから少し上昇していますが、この動きが本格的な動意に繋がるかは微妙なところで。というのも、現在のランド円の置かれている価格帯が、相当堅い「天井」に阻まれているからと考えるからです。

 今日はその辺について、洋傑の見解を書きたいと思います。

 

 Twitterでも少し語りましたが、現在の上値が重いのは超長期下落トレンドの上限に差し掛かっているからだと洋傑は推測しています。もう少し詳しく書くと、2018年2月4週に記録した高値9.29円から続く超長期下落トレンドになります。

 上述の期間から、ランド円は高値を更新することなく現在まで約1年半推移しています。その間に形成した下落ラインの上限に今のランド円はぴったり重なっています。

 

 …であれば迷わず反転下落…と書きたいところですが、洋傑はこの状況を察知してもなお「上昇する」と見込んでいます。

 まあ、見込みが外れたと察知した場合や、現状のポジションと相談してあっさり決済、なんてことも大いにありますが。

 

 何故洋傑がそれでも上昇を見込むのか、その理由について記載します。

 まず、普通に考えればここは「反転下落」の好ポイントです。今現在抱えている南アフリカのネガティブ材料の多さ(ESCOM問題・土地収用問題・汚職疑惑・ムーディーズ格付け等)から考えても、現時点で「上抜ける」展開は考えづらいと思うからです。

 しかしこれらは「内的要因」であり、その深刻度合は未知数の部分が大きいです。洋傑も以前に同様の理由で反転するだろうと考えて失敗した経験があります。この内的要因は慎重に判断する必要があります。

 

 例えば、土地収用問題やムーディーズ格付けは今フレッシュな話題ではなく、また、直近で影響が出る可能性が低い内容となります。ESCOM問題や汚職疑惑は現在の話題ですが、汚職疑惑自体は経済状況への影響度が低い点、ESCOMは経済にも多大な影響を与える内容で、直近ではネガティブな内容も出てきていますが、これ単体指標で上述の上値抑制からの反転に繋がるかは非常に微妙なところです。

 

 …と、いろいろ書きましたが、この内容自体も「体感的」なものであると言わざるを得ません。

 あくまで上記理由は「ついで」の内容で、洋傑は別の内容から上昇を見込んでいます。それは以前にも記載した南アフリカ債利回りの長長期上昇トレンドラインの下抜けです。

 

 以前の記事(ちょっと把握できていませんが…)で、洋傑は上述の事を書きました。

 ここで簡潔に述べるとすると、「今後はランドインデックスの上昇トレンドに入る可能性が高い」という事です。よって、洋傑はここでの反転は無い、と考える訳です。

 

 7.8円を天井とするラインの上抜けは7.85円まで上昇して安定した場合、逆に反転は7.65円を下回った場合と洋傑は考えています。今後どうなるか、じっくり考察したいと思います。

 

 

◆洋傑の自信なし相場推移見込み(木曜日)

 

※ここに記載する内容は洋傑の超・個人的見解です。諸指標を参考に独自の見解で記載していますので、精度は従来以上に自信がありません。あらかじめご了承ください。

  

 明日は重要指標である独IFO景況指数は発表となります。この指標はランド円の方向性にも影響を与える可能性がある指標ですので、今日のポジションが無事決済できた場合、この時間までは静観するつもりです。

 つまり、17:00まではノートレードで臨む戦術です。

 

 想定通り、もしくは高い場合は状況を見て買い、下回った場合はその下回り内容を見て買いを模索するといった感じですが、原則として洋傑は「上昇」と考えていますので、買い建てのみのトレードを心がけるつもりです。

 

 

◆洋傑の木曜トレード戦術

 

①原則として買い建てのみ(上昇トレンドと捉えている為)

②新規買いラインは7.70-7.75円前後

③一旦の決済ポイントは7.80円(状況を見て7.85円まで持ち越しも)

 といった感じです。

 

 ランド円が急速に値を下げた場合、7.65-7.68円で一旦損切りします。

 

 概況の影響も非常に大きいですが、引き続き現状はランド円にとって追い風です。明日の経済指標は大きな変動を生む可能性もありますが、慎重にトレードしていきたいと思います。

 (*´ω`*)