洋傑のつぶやき(今週の指標動向と直近のランド円展望について)

 

 今日はTwitterで記載した通り、週半ばという事もあるので、現在までの各指標の動向について簡潔に記載したいと思います。

 同時に、洋傑の考える直近のランド円展望についても書きます。

 

◆株価(日経先物)

 上窓スタートとなり、今までずっと上抜けなかった21500円をあっさりと超えた後は膠着しながらも、そのラインを割らない底堅さを維持しています。初動を除いた今週に入っての動きは「膠着」と言えます。

 

◆先進国債券利回(米国10年・日本10年)

 いずれも初動は急上昇しましたが、その後は膠着→下落に転じています。特に米国債は顕著で、直近最安値を更新しました。この傾向は依然として続くと思われます。

 初動を除いた動向は「下落」と言えます。

 

◆通貨インデックス

 初動はドル高・円安が進みましたが、その後は動きが分かれました。

 結果としてはドル高・円高・欧州通貨安・資源国+新興国通貨横ばいの傾向が強いです。

 

◆リスク指標(金価格)

 初動は急落から始まり、その後再度急上昇して先週終値水準に戻っています。

 

 …これらを考察する限り、ランド円は先々週の流れに戻りつつあります。即ち、まとまった上昇となるトレンドに入っているという見解です。

 ただ、その上昇トレンドは「非常に不安定な地合い」の中での事です。すんなりと上昇する展開は少ないと思います。それより、急落→急上昇といった推移をする展開になる可能性が高く、トレーダーの精神力を消耗させる流れになりそうな雰囲気です。これは朝のTwitterで記載した通りです。

 

 上述の通り、不安定な地合いながらも流れは過去の踏襲といった動きを示しています。

 株買い・債券買い・円高・金価格上昇…7.3円から7.6円まで一気に上昇した時の地合いと酷似しています。

 

 ただ、ランド円は膠着に陥ってしまいました。こうなると暫くは7.60円ー7.65円のレンジを抜ける展開は期待しにくいのではないかと考えています。

 

 膠着解消後のランド円推移についてですが、洋傑は「上昇」と考えています。その点は毎度の記事の内容から変更はありません。いずれ急落する前の上昇ですが、現時点で7.55円を割って下げ幅を広げる「下落トレンド」は形成されないと見ています。

 

 直近の動き(膠着相場→上昇)についてですが、一旦7.56円ー7.59円辺りまでランド円が下落する、という第一段階を踏むと推測します。その後上昇となるのではと考えている訳です。

 

 上述の推測はテクニカルの観点からの分析ですが、現在値から上昇トレンドを形成するには下げが足りない感が強いです。洋傑は現在の買い予約をやや修正して、7.58円で買いを入れる準備で進めています。

 

 しかし、膠着が長引けば今週はこれで終了、なんていう展開もあり得ますね。

 (*‘ω‘ *)

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    yoshi (木曜日, 04 7月 2019 00:41)

    凄く参考になります。
    スワップ狙いでランド円を仕込もうと考えています。
    タイミング見て50ロットから攻めてみます。
    今後ともよろしくお願いします。