洋傑のつぶやき(8月15日のランド円推移について)

 

 昨晩は米中貿易戦争懸念後退から一気に買いが殺到してランド円も7.10円まで一気に27銭も1時間で上昇する急展開となりました。洋傑、殆どポジションを持っていないのですが、この動きには興奮しました(笑)。

 散々買いポジションを刈られた後ですが、当面の見込みを上昇と見ていただけに、当たると嬉しいものですね。

 

 その後はじりじりと値を下げて現在は6.95円まで後退したランド円です。

 概況は再び株安・円高・債券買いと三拍子そろっており、リスクオフとも取れる状況になりつつありますが…それは今後の諸指標の推移によると思います。

 

 具体的には…

①日経先物が20400円(もしくは20200円)を割り込むか否か

②米国債利回り(10年)が1.600を割り込むか否か

③金価格が1500ドルを割り込むor1550ドルを超える

④円インデックスが直近高値(もしくは0.009480)を超えるか否か

⑤南ア債利回り(10年)が直近高値を超えるか否か

 …にかかっていると思います。

 

 一定この水準に近づく展開は発生すると思いますが、一定期間超えなかった場合、流れが反転する事は十分考えられますので、ここは注意して見ていきたいですね。

 洋傑は6.98円前後での反転上昇を見込んでいたので、これ以上の下げがあった場合は長短期的な見込みは一旦「外れ」とします。ただ、大きな反転は起きた、と考えています。よって、今週最安値である6.800円を越える(下回る)展開はないと見ています。

 …絶対とは言えませんが(笑)。

 

 さて、今日の米国市場から明日いっぱいの展開についてですが、今日は重要指標が一通り終わったと考えていますので、現在までの株価を見ての米国市場反応を見定める事になると思いますが、株価に関しては米国時間に反発するのではと考えています。

 今までの下げも昨日の上げに対しての反動であったと考えています。ここらで反発するのではないでしょうか。

 そうなった場合、ランド円は昨日同様に米国時間に値を上げる展開が期待できます。開場から小一時間は動きが定まらないと思いますが、もしここで株価が下がるようなら、まだまだランド円は下落する展開が懸念されます。

 

 明日は午前中にビック指標である豪雇用統計が発表されます。予想は雇用者数が前回から改善されている内容ですので、期待したいところです。

 東京市場は米国市場の流れを引き継ぐ形で推移し、中国市場の開場から豪指標辺りで今一度の方向転換が考えられますので、今時間は注意しておく必要があります。

 

 欧州時間は中盤に英小売売上高が発表となりますが、今日の指標動向を見る限り、余程大きな乖離が無い限りはランド円に変動は無さそうな気がします。

 

 米国時間は重要指標である小売売上高とフィラデルフィア連銀製造業PMIがあります。こちらは米金利にも影響が出ますし、以後の米国市場に大きく影響を及ぼしそうですので、結果次第で諸指標の動向が大きく動きそうです。

 

 そろそろ本格的に上がって欲しいランド円、明日はどう動くか…

 (*´ω`*)イイカゲンアガレー