洋傑のつぶやき(8月19日のランド円推移について)

 

 先週は上昇するかと思いきや、想像以上に上値が重い展開になりました。逆に底堅い相場でもあり、日を通して動きが鈍い相場となりました。

 株価は上昇したものの、ランド円は南アフリカ債利回りに左右される展開になり、同時に円インデックスの推移にも強い影響を受けました。全体の通貨ペアを通して、現在は円インデックスが相場を左右している状況と言えます。

 

 上述の通り、洋傑の印象としては株価に円インデックスが影響されているというよりはむしろ逆で、円インデックスの相場見込みが株価見込みに繋がる、といった先行指標になっているように感じます。

 この流れは当面続くのではないでしょうか。

 

 概況は未だにリスクが付きまとう状況が続いていますが、危険な地合いながらも非常に不安定ながら、僅かな買い局面を狙った円売りが発生する、アップダウンの激しい相場になってきそうな気がします。これはあくまで個人的な所感ですが。

 直近の流れを見る分に、ランド円(というよりはクロス円全般的にそうだと思いますが)は、本格的な下落前の最後の上昇期間に入る、と考えています。

 

 この点は今まで何度も考えを覆してきた見解であります。春先は6円台へ下落、梅雨前後は逆に8円台回復と、中長期見込みはコロコロ変わっています。この点は洋傑も猛省している部分です。

 なので洋傑、この2週程度で血眼で分析してみました。

 

 やはり、超長期的には一度8円台(うまくいけば9円台)回復はある、というのが現時点での見解です。ただし、これは2年~5年の間に回復するといった程度のもので、当分は安値との戦いになると見ています。

 中期的(本年暮れ・11月~12月以降)は(南アのジャンク入りか否かも大きく左右しますが)5円台~6円台の局面に入ると思っていますが、今一度の上げ局面は訪れると考えています。その上昇幅は7.3円~7.7円程度と、現時点では考えていますね。

 

 上昇を始める期間はそろそろだと見ています。早くて今週中、遅くて9月半ばといったところでしょうか。

 

 さて、明日の相場展開についてですが、経済指標は日本の貿易収支や欧州CPI等が中心だと思いますが、いずれも相場に与える影響は大きくないと見ています。

 個人的に、17:30の香港失業率はいま話題の香港だけに、意外に影響を及ぼすのではと考えていますが、あくまで妄想の範疇です。

 

 ですので、経済指標で多きく円インデックスや株価が動く可能性は低いと思います。

 となると、諸指標推移は先週末の米国市場の推移を引き継ぐ形になると思います。日米貿易協議も気になりますが、正式は発表までは大きく流れと作る可能性は低いと見ています。

 

 よって、明日は円インデックス推移を観察して東京・中国市場を、欧州時間以降はこれに加えて南アフリカ債利回りをみる、いつもの流れで良いと考えます。

 16時までは流れが定まらない点はいつも通り注意が必要です。

 

 さあ、新しいトレードが始まります!

 (*´ω`*)