今日は東京市場で円インデックスにつられて上昇し、欧州時間に南ア債利回り急落で堅調に推移したランド円です。
遂に悲願の7円台に復帰しましたが、未だに7円攻防は続いている状況です。
思った以上にランド円は上昇しましたね。洋傑も正直、ここまで上昇するとは考えていませんでした。概況が緊張緩和ムードになった点も大きいとは思いますが、よくよく考えれば、ここまで下げ過ぎていた相場ですし、この位の返しはあって然りと言えば当然の帰結と言えます。
多少の上下はしていますが、先進国債券はやや売り優勢であり、株価は上昇、金価格は下落傾向と言えます。肝心の南アフリカ債利回りも久々に顕著な下落傾向となっており、ランド円はある程度安心して見られる状況となっています。
ここまで南ア債が下落顕著なら、ランド円下落の可能性は低いでしょう…明日のFOMC議事要旨までは…。
そうです。明日未明にビックイベント・FOMC議事要旨がありますので、この概況がいとも簡単に一転する可能性を秘めている事は念頭に入れる必要があるかと考えます。
そしてこのイベントでは久々にランド円概況の左右にドルインデックスが関わってきます。
現在のランド円相場は殆ど円インデックスと南ア債利回りで決まっている状況ですが、この議事内容によってドル高になるかドル安になるかの分岐になります。ドル安に傾けばランド円上昇、逆なら下落に…とはすんなりいかないかも知れません。
米国経済の景気状況をFRBがどのように分析・判断して利下げしたかによっては円インデックスが急変(まあするんでしょうが)する可能性が高いです。よって結論から言えば「どう転がっても不思議はない」という事です。
無風通過は無いと思いますが、ジャクソンホール・シンポジウムでの発言までは大きな動きにはなりずらい、との見解が多いですし、多少の変動で済めばランド円7円定着も現実味を帯びてきますが、こればかりはフタを開けるまで分からないですね。
ポジション解消が可能であれば、ここはノーポジションが最良化と思われます。
明日の相場展開もこのイベント如何ですので、見通しは立ちませんが、明日の東京市場も円インデックス推移に反比例して、欧州市場以降は南アフリカ債をベンチマークにトレードを行えば大きな見誤りは無いと考えます。
また、明日は各国のPMIが続々発表されますので、16:15以降は経済指標によって振れる展開も踏まえ、静観が良策と考えます。暇かも知れませんが、21時前後まで傍観が良いと思います。
今夜の内容如何でランド円の7円固定・7円割れ確定が決まるかも知れません。洋傑は前者の可能性を支持しますが、ハイリスク・ハイリターンな一晩になりそうです。
(*´ω`*)ヤバイヨヤバイヨ
コメントをお書きください