洋傑のつぶやき(土俵際が続く日々…最後の希望は南ア債か)

 

 昨日記事で週末の推移や所感などを書きましたが、週明けどういった動きをするか、洋傑なりに個人的ではありますが、いくつかのパターンを感がてみたいと思います。

 

 まず週明けオープン直後の動きについてですが、下窓スタートの可能性が高いとは思いますが、案外横横推移になる展開もあり得ると思います。ただ、以後の東京市場の動きを加味すれば、朝は下窓スタート→窓埋めのパターンが望ましいかも知れません。

 いずれにせよ、初動は初動、本番は東京市場以後になるのは間違いありませんが、フラッシュクラッシュが発生する場合、東京市場開場までが最も危険であると考えています。出勤前・中の方も多いとは思いますが、ここは注視する必要があります。

 

 東京市場開場後の動きとしては、先物は既に下がっている為、初動の売り注文がどこで食いとどまるか、が非常に重要になります。日経売買攻防の防衛ラインは20000円だと思われます。ここを超えると円買いが加速してランド円も被害を被る可能性が高まります。

 株価で話を記載していますが、あくまでランド円推移は円インデックスの反比例要素が強いと思いますので、ランド円推移の指標は円インデックスでのチェックが必須だと考えます。

 

 東京市場を乗り越えても、渦中の中国市場が立ちはだかります。むしろ、こちらの方が修羅場になる可能性が高く、この時間を乗り切るかどうかがランド円の最重要課題と考えます。判断基準は日経が20000円を明確に割るかどうかだと思います。

 

 欧州市場は中国市場の動向如何だと思われますが、中国市場がある程度で食いとどまった場合でも「魔の16時」には最大限の警戒が必要です。また、17時に重要指標であるIFO景況指数が発表になります。予想値も低い水準ですので、これを更に割り込んだ場合は…です。

 中国市場が悪かった場合は更に苦しい展開が考えられますが、いずれにせよ、この時間の参考指標は「円インデックス」と「南アフリカ債利回り」です。特に南ア債利回りは土曜日未明に数値的変動が起こらなかっただけに、その挙動が注目されます。

 南ア債利回りは普段は参考になる事の少ない初動値が重要になります。14時前後は要チェックです。

 

 米国市場以降は明日のブログ記事で記載したいと思います。

 ランド円単体で考えた場合、6.80円が売買攻防最終ラインだと思いますが、正直6.85円を割ると下値が強くなる可能性が高まると考えていますので、欧州時間までその数値内に留まれるかどうかにかかっていると思います。

 円インデックスよ、耐えてくれ…

 南アフリカ債利回り、最後の希望はあなたです…

 ( > 人 < )キットタエテクレル・・・