洋傑のつぶやき(ランドの沙汰も円次第)

 

 昨晩はあと4銭といったところまでランド円が7円肉薄ラインまで回復しましたが、その後はずるずると値を下げて6.9円前後まで後退した後、再び欧州時間から上昇を始めて、昨晩と殆ど変わらないラインまで上昇してきている状況です。

 昨晩も今晩も共通して言える事ですが、相場趨勢は時間帯(昼夜問わず)円インデックス主体で推移しているように感じています。

 

 勿論南アフリカ債利回りも影響は強く及ぼしていますが、ここ最近の相場はリスク上昇を円インデックスや金価格を物差しに動いている感があります。よって、今晩も円の影響度が南ア債利回りを優越する事が予想されますね。

 昨晩も南アフリカ債利回りは比較的安定して下落傾向を維持していたにも関わらず、円インデックスが上昇傾向であったために値を下げました。上述の傾向の証左と言えます。

 

 今晩は現時点において、南アフリカ債利回りも下落傾向で固まる感じですし、昨晩とは異なり、この時点で円インデックスが下落を始めました。重要指標や政治ニュース次第で動きは変わる事もあるでしょうが、傾向としては良いと思います。

 

 ランド円急落のきっかけはトランプ砲であり、円インデックスでした。

 今晩この流れを変えてくれるか、期待を込めて見届けたいと思います。