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本日は7.15円をサポートラインで考えていた洋傑にとっては意外な日となりました。
中国市場の値崩れを端緒として上述ラインは「あっさり」下回り、ランド円は東京時間に7.1円に突入しました。その後は欧州時間で膠着を招き、下値が強いながらも大きくは値を下げていません。
ドルインデックスの低下がある程度の食い止めに貢献している点はあると思います。ただ、驚異的に上昇する円高には抵抗しきれておらず、円高が解消しない限り、ランド円の上昇はなかなか進まない可能性が高いです。
加えて、株価の下げも東京市場からの下落を招く(日経上下は東京時間のランド円と比例することが多い)ケースが多く、終日通して下げ続ける、なんて展開が発生する事になりかねません。
債券動向も不穏です。日本債利回りは直近で最低値を更新しており、ドイツ債利回りも驚異的な下げになっています。金価格も上昇の一途であり、典型的なリスクオフに陥っていると言えます。
短期間で良くここまで…といった感じです。下がるときは「一気に」ですね。
今日の米国市場は今のところ下げに終始していますが、まだ分かりません。ただ、ランド円の大きな上昇は…あまり見込めない状況と言えます。やはり概況の現状と現状の南ア債利回りを見る分に、下値が強い傾向は当面は続くと考えます。
さて、明日の動向についてですが、今日以上に大きな指標が待ち構えています。「下げの大御所」RBA政策金利と声明です。
ただ、それ以外はあまり大きな指標は無いと思いますので、欧州時間後半から流れが変わる、なんて展開があり得ます。
明日の重要指標は以下の通りです。
①ニュージーランド雇用統計 (7:45)
②豪貿易収支 (10:30)
③RBA政策金利+声明 (13:30)
④独製造業新規受注 (15:00)
東京市場はNZ雇用統計が動きを作る可能性もあります。また、重要指標が比較的早い段階で出揃うので、欧州時間によく発生する「トレンド転換」が明日は発生するかも知れません。
大きなリスクオフにならない場合、そういった展開は考えておく必要があると思います。
洋傑は当面静観姿勢です。しばらくは指標動向を見てのツイートが中心になります。
(;一_一)ハヤクモドリタイ
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