洋傑のつぶやき(8月7日のランド円推移について)

 

 本日は想定外の下げと上げが発生した日となりました。

 朝から北朝鮮飛翔体発射報道と米国の中国の為替操作国認定発言によって、株価につられる形でランド円は一気に7.04円まで下落しました。その後は一旦止まって膠着後、中国市場開場後一気に上昇、現在値に至っています。

 現在は株価の高止まりと南ア債利回りの低下によって大きくは動いていません。ただ、円とドルが不規則な動きをしているので、それによってランド円は多少上下しています。

 

 上述の状況に加え、やはり米中貿易戦争の激化に伴う、中国側の応酬が激化するのでは、という事が上値を抑制している部分はあると考えます。しかし、こんな「危険相場」に上昇したがるのがランド円ですから…正直まだ上昇する余地はあると思います。

 上昇幅としては、7.25円ー7.30円位までは十分上昇の可能性があると考えます。正直、大きな概況悪化が無ければそれ以上もあり得ると思うのですが、現時点ではなかなか難しいでしょうね。

 

 とは言え、まだ下落傾向が続く可能性が高いです。今一度の下げは生じると考えていますし、それも今週に発生する可能性が一定存在すると思います。

 

 それが明日なのか、それ以降なのかは計りかねますが。

 

 さて、今日は株価も含め、諸指標が振り子のように振れた一日ですので、以後の展開も全く安心できません(笑)。株価はもとより、ドルや円も上述のように不規則です。明日にかけてランド円がどうなるかは正直分かりかねます。

 

 明日は豪州に続き、ニュージーランドが政策金利発表となっています。こちらは既に利下げの予測となっておりますが、発表直後はやはりNZドルは一時的にでも売られる展開があり得ます。

 ただ、豪州よりは影響が小さいと思われますので、大勢の推移に影響はあまりないと考えます。

 

 その他は然程重要な指標は無いように思います。そういった意味では今日の米国市場の展開を引き継ぐ流れになりやすいように感じます。

 また、南ア企業マインドが発表となりますので、こちらは一定注意が必要です。多分良い結果になるような気が…

 

 明日の重要指標は以下の通りです。

①ニュージーランド政策金利+声明 (11:00)

②南ア企業景況感指数 (18:30)

 

 

 イベントや指標動向は長短期的にはある程度「上」に働きそうな雰囲気ですが、政治的ヘッドラインは最近相場を揺るがしていますので、警戒は抜かりなく…というより、寝ている間や見れない期間はノートレ推奨ですね。

 

 洋傑は当面静観姿勢です。しばらくは指標動向を見てのツイートが中心になります。

 (;一_一)ハヤクモドリタイ