洋傑のつぶやき(8月9日のランド円推移について)

 

 

 今日は連日の流れとほぼ同様の推移となりました。

 午前中は上昇、午後から停滞→下落と、昨日から比べると時間推移が速い事を除けば概ね同じ展開です。ただ、中国関連で連日とは異なる展開(人民元基準値が想定より良かった+貿易収支が良結果)があった点は、今後の展開に差を生む可能性があります。

 

 即ち、連日の展開である上昇→停滞→急落→安値更新の展開の内、最後の安値更新がされない、といった感じです。まだ現時点では判断しかねますが、上述の、ポジティブ材料は生きてきそうな…気がします。

 連日散々下げていますので、そろそろ一旦上げても良いタイミングでもあると考えます。

 但し、上記内容はあくまで”希望的観測”である点に注意が必要です。まだこの段階で売買をする事はお勧めできません。ネガティブ材料として、南ア鉱業製造及び製造業生産が悪い結果であったこともあります。今しばらくの見定めは必須であると考えます。

 

 その辺はツイートで随時配信するつもりですので、良かったらご覧ください。

 

 さて、明日の展開についてですが、南アフリカは祝日で休場となります。債券市場も同様に休みとなりますので、参考指標は株価とドル・円推移に頼る事になります。

 ランド自体の動きは緩慢になる事が予想されるので、概況に引っ張られる流れになると思われます。

 

 重要指標としてはRBA総裁の発言および金融政策発表があります。昨日利下げしたばかりのRBAだけに、下振れ圧力には警戒が必要な反面、内容によっては上昇もあり得ますので、この時間までにポジションは解消した方が良いでしょう。

 また午前中は中国CPIも発表になります。こちらは結果による上下があっても、大きな変動は生まないと考えています。

 午後の欧州市場以降も重要指標は続きます。米国時間になっても同様で、この結果如何でランド円は概況変動によって大きく動く展開も考えられます。欧州時間の指標で良結果が出れば、ランド円も上昇しやすくなると思います。

 

 米国時間は米PPI発表があり、この内容如何はFRBの利下げ観測にも影響を与えるので注意が必要です。ドルインデックスの大きな変動を生む展開もありますので、直後のドル指数チェックは必須であると思います。

 

 明日の重要指標は以下の通りです。

①RBA総裁発言 (8:30)

②RBA金融政策発表 (10:30)

③中国PPI(10:30)

④独貿易収支(15:00)

⑤英GDP+製造業生産(17:30)

⑥伊CPI(18:00)

⑦米PPI(21:30) 

 

 今後の展開はまだ不明瞭です。今しばらくは長期保有は避けて都度都度決済する方が良策です。

 

 洋傑は当面静観姿勢です。しばらくは指標動向を見てのツイートが中心になります。

 (;一_一)ハヤクモドリタイ