洋傑のつぶやき(洋傑の現在~中短期的概況推移展望)

 

 昨日は大きな変動もなく、ランド円はじりじりと値を下げて終わりました。

 ランド円は昨日7.3円直前で反転して、7.25円まで下がった状態でのスタートとなりましたが、今日も目立った下落もなく、ほぼ上昇一辺倒で推移、16時反落も大きな変動ではなく、その後持ち直して上昇・7.3円を越えた状況で現在に至っています。

 これは今日朝に流れた報道である、米中協議が来週から開始との情報によって、底堅い流れになっている事が要因であると洋傑は考えています。円インデックスや金価格の安定下落・日本10年債利回りの上昇などが、その証左と言えます。

 

 朝のツイートでも記載していますが、今日自体が完全ポジティブニュースで覆われた訳ではありませんでした。早朝には北朝鮮の飛翔体発射報道も流れたものの、上述のリスク指標は主だった推移をすることがありませんでした。これは時間的な問題もあるかも知れませんが、ネガティブニュースに対する反応が薄れ、逆にポジティブニュースに好反応する現在の概況は、確実に”買い相場”に入っていると言えるのではないでしょうか。

 

 ネガティブニュースによって相場が下落(ひいては円高)推移になり始めたのが7月下旬からで、その状況は約40日程度続きました。現在はその状況から反転する流れになっていると仮定すると、上昇傾向(円安傾向)は、すでに始まっていると考えるのが自然ですが、さて、その終期はいつぐらいになるのでしょう。

 

 今日は昨日記事に記載していた通り、概況の中短期的展望について、洋傑の見解を書きたいと思います。

 

 まず端的に、今の概況に於ける上昇(円安)傾向がいつまで続くかですが、洋傑は9月末~10月末(30日~60日)程度と考えています。まあ、自然なスパンと言えます。

 より厳密に言えば、10月中旬辺りまで円安傾向が進むと考えています。

 

 洋傑は諸指標推移からランド円の動向を見ているだけなので、その諸指標自体はあまり動きを掴むのは不得手ですが、現時点から10月中旬にかけての推移見込みでは…

①円インデックス…0.009100~0.009200

②金価格…1350~1400ドル

③日経先物…21800~22500円

 …と、推測しています。あくまで素人目線ですので、読み物程度にご覧ください(笑)。

 

 現時点から日経平均が再び22000円を越えるなんて展開が、消費増税を控えたタイミングから果たして達成するのかは不確定要素も多く、不明瞭ですが、ここ数カ月の推移が急激であった点から反動傾向はある程度出るという点と、10月以降は一部ポイント還元などの場当たり策(言い過ぎ?)で、一時的に相場は持ち直すと考えているからです。

 いろいろ書きましたが、概況推移は10月半ば位まで持ち直すと見ています。

 

 上昇・円安などと書きましたが、あくまで「円安・株高」といっただけで、ランド円上昇とは記載していません。円安株高の流れは総じて(金安でもあるので)ドル高に流れる傾向も強く、ランド円は概況の上昇に反して上値が重くなる展開も考えられます。

 ただ一方で、現時点までの上昇が底堅く、洋傑の想像以上に高値推移でもあり、正直「上昇ペースが速すぎる」感があります。先日記事で記載していますが、洋傑は中長期的には「上昇(8円越え)」とみています。ですので、長い目で見た場合にランド円は上昇傾向であり、直近安値が最安値として、上昇すると考えています。

 そのペースが想像以上に早いのは事実です。

 昨日記事で記載している通り、直近での高値は7.4円~7.5円、最高値で7.6円を想定していますが、概況の流れや、諸指標の個人的見解をあてはめた場合、直近高値7.8円を越える展開もゼロではないと考えています。

 

 この辺はもう少し推移を見た上で、今一度熟慮する必要ありありですので、あくまで現時点の推論としてご覧いただければと思います。

 

 いずれにせよ、洋傑の想像より高値で推移しています。当面売り建てには慎重にならないといけないかも知れませんね。