洋傑のつぶやき(底堅さに見えるランド円反転の予兆)

 

 昨日から今日にかけても、ランド円は大きな下落もなく推移しています。今日夕方に5銭程度の下げがあったのが、下落と言えば下落ですが、南アフリカ債利回りの急上昇の割に底堅く展開し、大きな下げには至っていません。

 そういえば、昨日も南アフリカ債利回りは僅かに上昇しながらも、概況に支えられて、結果的には7.34円まで上昇してクローズしました。そういった流れは昨日から続いていますね。

 

 よく言えば「どう転がっても底堅く上昇傾向」と言えます。ただ、洋傑の経験上、この動きは”下落の前兆”となるケースが多く、危険な兆候だと言えます。

 今回は現時点~7.4円前後で短期的な反転下落が発生した場合の推移について、洋傑の展望を記載したいと思います。

 

 連日ブログ記事にランド円の上昇目途について色々と展望を記載していますが、中短期のめどについては変更ありません。従来記載している通り、10月半ばまでは上昇傾向が続き、その上値目途は7.4円ー7.5円(最大で7.6円)です。例外的に7.8円の展望も考えていますが、現時点ではまだ「1可能性」程度のものです。

 ただ、その上昇傾向も一気にではなく、一度の下げはあると考えています。

 

 色々書いて少々分かりずらくなりましたが、今回の南アフリカ債利回り上昇・ランド円膠着or上昇の流れは「下落の兆候」ではありますが、ここでいう「下落」は上述の上値目途まで上がった後の下落ではなく、あくまで一時的(短期的)な、小規模な下落を示唆している可能性が高いと思います。

 下落の下値目途は7.1円~7.2円、といった処でしょうか。

 よって、その影響は通常の大きな反転下落と異なり、比較的短期間に下落の形へ反映されるのでは、と考えています。

 

 具体的な見込みで言えば…

①下落時期は今週末~来週前半あたり

②下落幅は15~30銭程度(7.10円~7.25円)

③9月下旬には再度上昇する可能性高

 …といった処でしょうか。

 

 「では早速売り仕込み…」はしない方が良いと考えています。短期的な下落とは言え、ある程度まとまった反転となるので、今一度の上昇はある可能性が高いです。

 短期的に売り仕掛けするのであれば7.35円~7.40円での売り仕込みが良いと思いますが、個人的にはあまりお勧めしません。今の流れは上昇トレンドの中に於ける下落、といった推測であり、原則として買い仕込みに専念する方がリスクは低いと考えます。

 

 また、上述の通り、ある程度まとまった反転になる関係上、30分~1時間チャートにおいて、ダブルトップか三尊天井の形を形成する可能性が高いです。売り仕掛けするのであればその形状が現れてからで良いと考えます。

 これも上述内容ですが、9月下旬(早ければ中旬後半)には再度上昇に入る可能性が高いです。基本は売りではなく、買い(仕込み)に入る準備期間と考えて、洋傑は復活の準備に入ります。

 (*´ω`*)