洋傑のつぶやき(ランド円上昇も…何か引っかかる…)

 

 昨晩から上値こそ抑制されて大きな上昇はありませんが、底堅く推移する展開に終始しています。概況に於いても株高(ひいては円安)を招く発言・ニュースが多く、リスクオンに入ったと考えるのが妥当だと思います。

 「いやいや、ここらが高値だから、売り仕込み~」などと言うショーターを次々と焼き尽くしていく展開にも見えてくるほどに、現在の相場は底堅く推移しており、ある種の安心できる地合いと言えます。

 

 では諸指標推移はどうなっているかと言えば…こちらも手堅くリスクオンです。唯一の例外は金価格でしょうが、こちらも原則として下落傾向であり、株高・円安・債券売りのスリートップで安定しています。ここまでくるとランド円も目立った下落をする余地がありません。南アフリカ債利回りも大きな上昇は無く、概況に引っ張られる格好でランド円もじりじり上昇しています。

 

 現にランド円は7.44円を付けており、洋傑の高値目途である7.43円を若干超えています。ここまで来れば上昇する…と言いたいところですし、実際書いている間に上抜けるかも知れませんが、洋傑は怪しいと思っています。

 その理由は、円安の流れに対してランド円がかなり上昇緩やかである点です。東京時間でもっと上昇すると見ていましたが、その時間は殆ど上昇を示すこともなく、横ばいで推移しました。これは少々意外な展開でした。

 少し気になって諸指標推移を詳細に見ていた処、金価格上昇とドル安によるランド円押し上げの状況も発生していました(ランド円はドル建てであり、ドル円÷ドルランドである関係上、ドルの影響を受ける為)。上述のスリートップに加え、ドル安があってもじり高推移であるランド円です。

 

 洋傑は底堅いランド円のその内容を見る分に、余計に不安を感じています。

 現在の状況に於いて、ドル安が止まった場合、ランド円が下落する引き金になりかねません。また、南アフリカ債利回りも不穏な展開です。一見上昇するように見えるランド円も、まだまだ先が読めない展開です。

 仮に下落する場合、おそらく金価格急落で始まる可能性が高いです。逆に高値維持の場合は上抜けすることが予想されます。今は金価格を見て動向を想定する方法が良いかと思います。

 

 とは言え、買い建て・売り建てともリスクが高いですので、やはり静観がよいと思います。週末ですし。

 下がれば底値で買い、そのまま上昇しても暫くは静観が良いと思います。現状は上昇トレンドであると洋傑は考えていますので、やはり売り建てはお勧めしません。リスクが高すぎます。

 

 洋傑の考える反転下落(短期的・小規模下落)は今週末~来週アタマに起こると考えています。今日発生するなら、引き金は金価格、時間は米国市場開場後だと思います。

 上抜けたらハズレです。スミマセン。

 (*´ω`*)サガッテモウリハオススメデキナイ