洋傑のつぶやき(直近のランド円は上昇か下落か)

 

 週末の米国市場は一度ランド円上昇に傾き、一時7.45円にタッチするまで上昇しました。その後も微落→上昇で高値マークが続き、そのまま上昇かと思いきや、反落して7.41円でクローズとなっています。

 下落とはなりましたが、反転下落かと言えば、まだその水準とは言えません。反転下落なら7.35円位までは下がると見ていますので、まだ高値での売買攻防(つまりは膠着)状態であると考えます。

 

 Twitterでも記載していますが、洋傑はここで反転して下がると考えています。ただ、概況から言えば、円安・株高・日本債利回り上昇・金価格下落のフルトップになっており、現状判断から考えてランド円が下がるような状況とは思えません。南アフリカ債利回りは上昇してクローズしていますが、これだけで「反転する!」とは言い切れない状況です。

 現状観測での判断なら上昇8割・下落2割といった処でしょう。

 

 ただ洋傑、ここのところ中期的視野でデータを見ている関係上、8月下旬から2年債利回りが上昇している点に注目しています。10年債利回りは割と直近数値がランド円数値に直結する事が多いのですが、以前(ずいぶん前…)も記載した通り、2年債利回りは2週~1カ月弱程度でその動きが反映される先行指標の要素が強いです。

 ただ、2年債だけ上昇してもあまり意味がありません。10年債利回りがある程度上昇に転じた動きを示さない限り、その動き(即ちランド円の反転下落)には繋がらない事が多いので、注意と定期的観測が必要です。

 現状の推移を見る限り、南アフリカ10年債利回りが現状数値を上抜けするようなら、恐らく反転下落する可能性が高まります。正に明日の推移がその結果になる分水嶺と考えていますので、明日は10年債利回りに注目です。

 

 長々と書きましたが、先に書いた通り、概況と現状判断で見た場合は、ランド円はとても下がる兆候が見えません。

 ただ、兆候が出たら即下がるのが相場の常です。現状値での売買は避けるべきである、と洋傑は考えます。

 

 以前の記事に記載していますし、何度も書いた内容ですが、中期的視野でみた場合、買いは7.2円以下で売りは7.6円以上が比較的リスクが少ないと考えています。洋傑がそうなので書きますが、「すぐに利益を出したい!」とは思わず、今は静観する時期であると考えます。

 買った場合も、売った場合も、一定の含み損を覚悟する必要が出てくると思いますので、ランド円は今は触らず、見守るのが良策であると見ています。

 

 仮に反転下落した場合、急落する流れが予測されます。短期的な下げで見ていますので、恐らく7.1-7.2円に到達するのに、さほどの時間はかからないと思います。

 下がって反転上昇する場合も急激に動く可能性が高いので、その場の雰囲気で即売買せず、買い予約で待機するのが良いと思います。下落から反転上昇に至った場合、多分7.5円までは上昇する可能性が高いので、下落に入ってもらって、7.2円位の時期を見て洋傑は復活したい…と思っていますが、間に合うかな。

 

 ともあれ、明日~火曜位が洋傑の反転下落時期の目途です

 そのまま上がるよりは一旦下がった方が流れが読みやすいので、個人的には下がってほしいです。

 

 さあ、どうなるランド円。

 (*´ω`*)サガッテ