週明けのランド円は急落という形でスタートしました。サウジアラビアの石油精製施設を狙ったドローンでの爆撃によって一気にリスクが高まり、原油価格を中心に円や金価格が急上昇しました。株価は200円程下がった程度で、その後は持ち直して21700円を越えた状態で現在に至っています。
上述のサウジ報道によって、金価格はやや上昇・円インデックスは急上昇・日本債利回りは休場により動意なし・株価(先物)は下落後上昇してやや下がった程度、といった処でしょうか。
ランド円はと言えば、先週終値7.41円から一気に7.35円まで下がった後は、不安定な推移ながらも7.32円~7.37円の間で推移する状況が続いています。洋傑はこのレンジでの「膠着」と見ています。
膠着ですので、いずれは動くのですが、その方向は下落と見ています。チャート推移に於いて三尊を描くにはもう少し下落をする必要があり、洋傑目安は7.25円~7.30円程度であると考えています。その後やや持ち直して7.33円~7.38円程度の上昇後、一気に7.1-7.2円まで下がる、といったシナリオを描いています。
昨日記事に書いた通り、今回の反転下落の目安として挙げていた「南アフリカ10年債利回りが現状値より上昇する」を達成していますので、洋傑は短期的な下落トレンドに入ったと見ています。勿論再度上昇して高値更新した場合は見込み外れとなりますが。
さて、話を戻してその後のランド円推移の洋傑シナリオですが…
①7.1円~7.2円まで下落(割と短期間・2日~1週間程度)
②反転して上昇
ⓐ一度反転上昇後・直近安値まで再度下落
ⓑ一気に元値まで戻って最高値更新・7.5円以上の上昇
…としています。
さらっと書きましたが、上昇シナリオに於けるⓐⓑはエリオット波動に於ける動きを端的に書いたもので、特別なものではありません。誰でも分かる内容ですが、問題はその時期・タイミングの見計らいです。
反転上昇に至るには、恐らく下落中に始まる南アフリカ2年債利回りの下落推移を見計らう必要が強く、兆候が出て1~2週間程度で10年債が反応する事が考えれらます。
…そのタイミングになったと洋傑が判断したら、またTwitterなりブログにて書きますね。
ともあれ、短期的には下げと見ています。しかしながら、下げ幅が7.2円まで到達しない可能性もあり、下値については不明瞭な部分が多い点、原則として短期トレンドであり、大きな流れとして上昇トレンドと見ていますので、売り仕掛け自体がリスキーである点などから、売り仕掛けはお勧めしません。
下値での買い建てを戦術に、洋傑は復活したい…と思っています。
(*'ω'*)
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