洋傑のつぶやき(下げ幅小さいと上昇幅も小さい、かも?)

 

 今日はTwitterにご質問頂いた内容について、洋傑のつたないエリオット波動での見解について記載したいと思います。

 正確な判断でない点や、見解についても自信があるわけではありません。あくまで洋傑の経験則での判断ですので、その点は予めご理解の上、ご覧ください。

 

 ↓現在の洋傑展望についてはこちら↓

◆ランド円中短期的展望Ver1.4

◆ランド円中短期的展望の破綻目処

 

◆下げ幅が大きい方が、その後の上昇も大きい?

 まずここで前提として記載しておく点として、現在は上昇トレンド内の調整下落局面である、という判断に基づいて記載しています。勿論以後の展開として「下落して下値更新」という展開も十分あり得ますが、洋傑の下記見解はその点を排除して書いている点にご注意ください。

 上昇トレンドである仮説の根拠については上述の記事に書いていますので、良かったらご確認ください。

 

 色々詳細を書くときりがないので、端的に書くと”現在までの上昇がエリオット波動に於ける「1波」か「3波」であるかで、以後の上昇幅が異なる”という事です。

 これからエリオット波動を含めた内容を記載しますが、そのまま読むと「?」と思う部分も多いかと思いますので、まだエリオット波動を知らない方は色々な方のホームページに書かれているので是非一度見てください。

 

 現在までの上昇において、大方の時間軸で見た場合に、3波構成になっている事が伺えます。即ち

①6.78円ー7.00円までの上昇(上昇幅0.22円・1波?)

②6.85円ー7.45円までの上昇(上昇幅0.60円・3波?)

 となっています。1波(仮)に対して3波(仮)の波長は約2.618倍程度になっており、これはエリオット波動に於ける3波の構成としては成立しています。

 ここで調整4波で上昇5波が来るのであれば、4波の下げ幅は3波上昇幅に対して0.50未満(エリオット波動原理に基づく)に収まる事になりますので、7.15円以上で反発・反転上昇する事になります。しかし、反転上昇に伴う5波は1波と同程度か、3波の0.618倍程度におさまる事となり(これもエリオット波動原理に基づく)、上値目処は7.37円~7.51円になります。

 

 ただ、波動理論として、現在までの上昇を1波と見る場合、下記内容のいずれかを満たしていれば成立します。

①今回の下落下値が7.15円を割り込む(4波原理に反する為)

②今回の下落下値が7.00円を割り込む(4波は1波上値を下回らないという原理原則から)

 今までの動きでは下値が7.18円ですので、まだ、3波まで来たのか・1波なのかの判断はできない状況ですが、洋傑は1波であると見ています。

 

 1波と2波の特徴として、1波の値幅を大きくリトレイスするケースが多い事です。最低でも半分以上は返すのが2波の特徴です。そして3波はその1波を1.618~4.618倍まで伸ばしてくるケースが多いです。

 よって、今回の下落下値にもよりますが、まだ上昇1波までしか行っていない場合、上値目処は最低でも7.5円を越えてくることが考えられます。ですので、もっと下げた方が上昇する、とツイートしたわけです。

 

◆では下げ幅見込みは?上昇目処は?

 既に上述記事で記載していますが、下げ幅について、洋傑は1波しか発生しておらず、現在が調整2波であると考えているので下げ幅は大きいと思っていますが、今までの経緯(非常に短期間に急上昇した点や底堅さ)から、7.00円を割り込むほどは下げてこない、と考えています。

 上昇目処についても7.6円は超えてくると考えているのは、今までの上昇が1波だと仮定しているからです。

 

 現在の動きをエリオット波動にあてはめて考えた場合は上述の通りになる、と洋傑は考えていますが、あくまで洋傑は指標推移から動向を判断している点が中心ですので、この理論は「付属」根拠に過ぎません。

 中長期的に見た場合、ランド円は大きな上昇期に入ろうとしていると考えています。そのためには、2年来続く下落基調を上抜けする必要があり、そのためには9円越えが必須となります。

 

 これらの点から、ランド円は大きく上昇する必要があり、その点から考えた場合に、現時点までの上昇は1波でないと「困る」と見ていることから、上述の推測をしているという事になります。

 見込みの破綻になった場合は一から考え直しですが、現時点ではこの推論で進める予定です。

 

 もう少し下がらないと、今更売れないし、買うには高い…

 (*´ω`*)モウスコシセイカン