洋傑のつぶやき(徒然記事・1月23日)

◆膠着相場に陥ったランド円の向かう先は…

 

 昨日からさらに上昇したランド円、遂に7.676円まで上昇するに至りました。やはり、今現在は諸指標推移や南アフリカ債利回りではなく、エリオット波動中心(ひいてはテクニカル主導)で動いていると考えて良いと思います。

 そのランド円の上昇も、既に「いつ下がってもおかしくない」ラインにまで到達しています。詳しくは昨日記事に書いていますが、直近の下落に対してのフィボナッチ・リトレイスメントの観点から見て、今の直近高値7.676円は65.0にあたります。既に50.0は超えている為、何かきっかけがあれば急落して再び下落を強める展開になりかねない地合いと言えます。

 

 では、このまま急落するかどうかについて、ここから洋傑の個人的感覚で書きたいと思います。

 

 洋傑はまだ上昇する可能性があると見ています。勿論、買い建ては非常に危険なのでしませんが。今現在のランド円は上述の通り、テクニカルに推移している可能性が非常に高いです。もしそうである場合、今回反転した65.0というラインは非常に微妙な位置と言えます。

 最低限の上昇水準であるフィボナッチ50.0は超えていますので、不意のネガティブニュースが流れれば、このまますんなり急落コースをたどる状況と言えますが、それが無い限りは、まだ上昇していき、次のフィボナッチ節目である76.2(7.700円前後)を目指すことが考えられます。

 

 今現在のランド円の7.62円前後の膠着は、そういったテクニカルの観点からの上昇需要、諸指標推移から見ての下げ圧力の売買攻防となっているのではないか、というのが洋傑の見解です。

 

 では、今回の膠着相場、どちらに転ぶかですが、洋傑個人は”上昇6・下落4”と、今晩(夜半前後まで)は見ています。これはあくまで直感的な部分ですので、全く自信はありません。ただ、テクニカルでの推移が中途半端になっている現状に於いて、非常に危うい推移を示しながら、ランド円は急速に上昇→下落すると考えています。

 

 とは言え、やはり買い建ては地合いからみて全く良くないと思います。どうみてもリスクが高すぎます。

 現在の概況は株安・債券買い・円高と、完全にリスク回避に動いています。今週末には中国が春節に入り、新型コロナウイルスの拡大の中、世界各国に旅行客が広がる事や、その関連ニュースによる相場崩れを懸念しての売りが強まる地合いが支配的に見えます。

 必ずしも下落するとは言えないまでも、明らかに下げ圧力が強まるのは事実であると思っています。

 

 南アフリカ債利回りも短期の下落トレンドを上抜けました。既に明確に上抜けていますので、これが既にランド円相場に反映されて不思議はない状況ですが、未だにランド円は高値維持しています。これは明らかに不自然な動きといえます。

 これも洋傑が今一度の上昇をすると考えている根拠の一つです。よって、下がる雰囲気満載ではありますが、まだ売り立てはしません。また、7.650円売り建ても一時解除します。再度7.690円(7.7じゃない(笑))でセットしています。

 

 ランド円相場は定期的に諸指標推移→テクニカルのサイクルを繰り返す傾向があると考えています。今は正にその分水嶺に差し掛かっており、7.700円前後まで上昇すれば、明らかに流れが急変する、と個人的には考えています。

 

 「急上昇はするが、一気に下がる」と考える洋傑、このごく短期の展望は当たるか否か…

 (*´ω`*)