洋傑のつぶやき(徒然記事・1月25日)

◆今週はテクニカルと指標推移の攻防だった、という印象…

  

 昨日までの推移に於いて、ランド円は今秋スタート時から見て、約2銭程度の下落でクローズしています。動意幅についても、ほぼクローズでの差(2銭)分だけ、下振れしたと言った感覚で良いと思います。

 そういった意味では、今週も膠着相場であったと考えています。洋傑は今週こそ本格的な下落になると考えていただけに、これ程動意幅が抑えられた相場展開が2週続くと、少し困惑してしまいます。

 

 今週ランド円が動くと考えた根拠としては、12月末から始まった下落トレンドの終期が、その下落トレンド開始推測の根拠となった検証中指標分析法によって示されているのが1月下旬(大体26~28日)である為、その展開を考えた場合に、今週辺りでまとまった下落にならないと「下落幅が浅すぎる」と考えたからです。

 洋傑の今回の下落が7円を切るほどの大規模な下げになるとは、まだ考えていません。ですが、今回の下げは最低でも7.3円前後までは堀り下がらないと、やや下げ幅としては不十分であると、エリオット波動の観点から見ています。

 

 この下げが弱かった理由として、洋傑は連日書いている通り、テクニカルと指標推移の売買攻防が展開されているからと、個人的に考えています。

 本記事では詳細を省きます(以前の記事に色々書いているので、良かったら見てください)が、大きな下げをするための”一旦の上昇”を目指すテクニカルと、概況の悪化からくる下げ圧力との売買攻防、といった感じです。今現在はまだその決着が付いたと判断できるほどの推移になっていないのが実情ですが、週明け以後は短期間ながら下がる局面もあると洋傑は見ています。

 

 その辺については、明日の週間展望にて書きたいと思います。

 

◆南アフリカ債利回り推移が、やはり危険な推移を示唆しているような気が…

 

 

※本項目は洋傑の個人的妄想が多分に入っています。あくまで個人の思いこみから来た文章となっています。あくまで読み物として楽しむ程度にご覧ください(笑)。

 

 これも昨日記事に書いた通りです。やはり今週火曜日に異常上昇した南アフリカ債利回り(10年・5年・2年)の推移が、非常に気になります。

 本記事では昨日書いた利回り変動による、直近推移への影響ついてではなく、別の側面について書きたいと思います。

 

 前回(10月末)に南アフリカ債利回りが異常上昇(約0.150程度)した際にも書いたと思いますが、これ程まとまった上昇は一般の売買ではなく、投資機関のまとまった売買によるものである可能性が非常に高いと思っています。まあこれは洋傑の個人的見解要素が非常に強く、信憑性が高いとはいえませんが。

 その際の上昇は、明らかに11月3日に迫った格付け発表を見越して売られたものである、と洋傑は考えています。ですので、その後11月末に再び0.150程度の急落が長期~短期債で起きた見ています。

 

 しかし、今回は時期から見ても、その売られ方から見ても、”一時的な避難”ではないように感じます。明らかな引き上げ、といった風に見えるのは洋傑だけでしょうか。

 前回であれは、「かも知れないから、一旦避難」といった考え方ができましたが、今回の急上昇劇で洋傑は次回の格付け内容予想を既に決めてしまいました。「格付けジャンク」です。

 

 ですので、今後のランド円長期展望として、今まで半年前後組み立ててきた戦略と併せて、以下の内容で再度構築を進めます。

ⓐ長期的に、再度の8円越え・9円前後までの上昇を見込む

ⓑ中期的にはジャンク落ちを前提に、6~7円を下値に見込む

 

 かなり内容が真逆な2項目を織り込んで、今後の戦略構築を進めます…が、難しいな。

 (*´ω`*)