洋傑のつぶやき(検証中指標分析に基づく直近のランド円推移展望)

 上昇が続くと思われたランド円も始値より値を下げる展開…正に変態通貨の面目躍如といったところでしょうか。

 気まぐれのように動いているランド円のように見えますが、洋傑はしっかりテクニカルに動いている印象を受けます。現在までの推移をまとめると…

 

①7.825円→7.686円(13.9銭)

②7.686円→7.809円(12.3銭)

③7.809円→7.502円(30.7銭)

④7.502円→7.673円(17.1銭)

 といった流れになっています。これまでは①を下落1波動目、②を2波動目、③を3波動目と考えていましたが、④のリトレイス幅が既に①→③(合計32.3銭)の50を超えています。エリオット波動の構成上、①→③までを1波動目と捉える展開になるのが自然であると推測されます。

 そうなった場合、ランド円の下げ幅はより拡大される事になりますが、このままランド円が下がるのか、それとも今一度の上昇があるのか、今日はその辺を検証中指標分析から考察してみたいと思います。

◆先行指標見解は…今一度の上昇アリのサインが出ています。

 

 まず、都度書いている検証中指標分析について、今一度書いておきます。

 この指標分析法はまだ検証段階であり、まだまだ立証を重ねる必要性が高い「もしかしたら推論」の域を出ない内容です。ただし、この指標で現時点から分析ができるのではないか、と考えている内容は以下の通り、非常に有用です。

〇短期~中期のランド円推移展望

 これはかなりトレードする上で実用性を帯びます。先々どのような結果になる可能性が高いか(洋傑個人は「先々どのように動くか」と考えるほどです)、という事がわかれば、大抵の方はトレードの勝率を大幅に上げられます。

 

 諸指標推移は確かに大事な要素です。南アフリカ債利回りも、直近推移を見定める上では必要不可欠と言えるでしょう。ですが、前者は非常に曖昧なサインに留まり、後者は推移が判然としないケースが多いなど、先々を見据える上では決定要素に欠ける部分が非常に大きいです。

 そういった意味で、この分析法が正しいなら、とてつもない武器になり得るものであると考えます。

 

 さて、話を本題に。

 今後のランド円展望ですが、まず検証中指標分析から言えば、今週末までは広い意味での膠着相場になりそうです。もう少し具体的に書けば、上昇(今日までの)→下落(現在進行中)→上昇のサインが出ています。期間で言えば、今日から明日にかけて下落、明日から明後日にかけて上昇のサイン、といった感じです。

 

 その推移に、テクニカルを絡ませて分析・展望を書くと、

①現在進行中の下落下値目処は7.44円前後or7.52円~7.56円と広範。

②明日以降に発生する可能性の高い上昇目処は7.71円前後

 となります。

 

 まず①についてですが、これは上記の現在までの下落7.83円→7.50円が1波動目とする仮定から成り立っています。エリオット波動に於いての最初の戻りに当たる2波動目は大きなリトレイスとなるケースが多く、その際の形態は概ね「ジグザク修正」か「拡大フラット」になる事が多いです。

 ここの詳細は省きますが、ジグザク修正なら7.52円~7.58円(戻り幅17.1銭のリトレイス50.0~78.6)でしょうし、拡大フラットなら7.44円(戻り幅のリトレイス1.386)、と推測するわけです。

 

 因みにその理屈でいくと、既に今回の下げは最低限の目処まで到達している可能性がありますが(汗)。

 ただ、いずれの場合もその後の上昇は7.71円前後になると推測されます。

 

 もしその通りになったら、本当に理想的ですが。

◆その先のランド円推移は…

 

 恐らく来週は…ランド円にとって下げ一辺倒になる…と指標判断では出ています。

 この分析法は下値までは分からない部分がデメリットですが、来週はほぼ一方的な動きになりそうです。その下げ幅については週末にじっくり調べていきたいと思っていますので、暫くお待ちください。

 

 洋傑、今ホールドしている7.73円について、先ほどの記事内容からもお分かりいただける通り、明日~明後日の値動きでほぼ全戻し(7.71円)まで行きそうなので、今回の下げを見定めて決済します。スミマセン…

 尚、今後の高値(推定7.71円)で再び売り立てするつもりですので、それでご勘弁ください。

 

 この指標分析法は値幅が掴めない点なので、今回のような動きが推測できる段階で修正することは発生しそうです。その際はご容赦願います(笑)。