洋傑のつぶやき(2020年11月1週ランド円推移展望)

 本記事は洋傑の個人的見解要素が強い内容となっています。その点を予めご理解の上、ご覧ください。

◆先週までの振り返り:週初めに上昇も急落、週末は持ち直して行って来い

 

 先週はは結果的に見れば方向性に欠ける推移であったと言えますが、個人的にはトレンド転換した一週間であったと思っています。週初めにやや高値を更新して、その後は急落相場に一転したランド円ですが、週終盤には持ち直して再度6.4円を回復、結果的に見れば行って来い相場ともいえる推移です。

 

 週間レンジは6.32円-6.50円と然程広くありませんが、1日辺りの推移レンジはかなり大きかった印象です。特に金曜日などは一旦6.33円まで下がってから、6.47円まで上昇したというデイトレーダー殺しの推移であり、金曜日~土曜日の総移動pipsは実に22pipsに相当します。

 

 個人的には相場反転ラインを下抜けている点から、今回の上昇を含めて下落トレンドに入っていると考えています。今回の上昇も、あくまで最初の下落に対してのリトレイス(つまりは2波)と捉えており、今後下げ幅を広げる可能性が高いと見ています。今週の展望はこの前提の上で進めます。

 ですので、先週高値である6.503円を上抜けた場合には週間展望破たんとなります。

 

 また、現時点の推移展望については以前にアップした中短期展望に基づいて考えていますので、良ければそちらもご確認いただけると幸いです。現状推移に沿って多少の内容祖語はあるかもしれませんが、基本方針は同じです。

■中短期展望についてはこちら

 

 では早速始めましょう。

◆次週のランド円推移推測:週初動から下げ優勢の可能性アリ。反発も大きい事が想定されるので、ポジション建ては状況を見定めて

 

 これまでの上昇相場(6.503円到達までの相場推移)については、先週の週間展望や、以前のブログ記事にて触れているので、詳細はそちらでご確認ください。

■前週の週間展望についてはこちら

 

 大きな衝撃波5波動目と、小さな衝撃波5波動目の推測は、現時点では当たっていると言えます。今の段階はそのトレンド終了後の下げ相場(まだ衝撃波なのか、調整波であるかは判断しかねます)に入っていると見ており、またその下げもまだ大きくは1度のみである点から、最低でも再度の下げはある段階であると洋傑は推測しています。

 個人的にはその「再度の下げ」が大きく伸びると見ていますが、まだ現時点ではその判断ができる段階ではありません。この辺はファンダメンタルズが大きく作用する可能性があると思っていますが、あくまで期待の範疇です。

 

 現時点までの下げ相場を記載すると以下の通りです。

■下落1波動目:6.503円→6.318円(0.185円)

■下落2波動目:6.318円→6.466円(0.148円)

 今回のリトレイスは80.0ジャストとなっており、一般的な2波動のリトレイス上限に達していると言えます。

 

 しかしながら相場はまだ上昇しそうな雰囲気が強い形でクローズしています。ただ洋傑は今回の上昇も綺麗に終わった形でクローズしている点から、週明けからの下げ相場を推測しています。

 

 この辺は後で説明するとして、先ほど説明した1波動目、明確な5波動構成は確認しづらいものの、恐らく下げ幅や下がった期間がごく短時間であった点からも、一つの推進波であったと考えてよいと見ています。

 その下げ相場、大きく分けると二つに分ける事が出来ます。

①6.503円→6.330円(0.173円)

②6.414円→6.318円(0.096円)

 

 洋傑はこの2段下げ引っかかりました。既に①の段階で一つの推進波であったとするなら、②の下げは非常に不自然です。ですので、その間の上昇も含め分析をしてみました。

ⓐ6.330円→6.414円(0.084円)

 このⓐの値幅と②の値幅の倍率は1.143と非常に曖昧なものでしたが、ⓐも②も明確に3波動構成であった事から、この動きが「拡大フラット」ないし「ランニングフラット」であるのでは、と推測しました。

 

 …と書くといかにもですが、洋傑、この拡大フラットないしランニングフラット調整の予想をまともにあてた事がありません。ですのでそれ程の自信は持てずにいましたが、3波動-3波動と続いた事から、恐らく上記2フラット調整の波動構成である3-3-5の流れになると考え、自信が無いだけにロングはせずに待ちの姿勢を採りました。

 自信はないながらも、現時点が洋傑の考える2波動目である点から、拡大フラットを期待して待った訳です。

 

 すると金曜日に大きな相場変動を以て、3-3-5波動構成を形成するに至りました。以下は最後の5波動構成のみ記載します。

◆1波動目:6.318円→6.403円(0.085円)

◆3波動目:6.331円→6.444円(0.113円)

 ※3波動/1波動=1.329(≒1.382)

◆5波動目:6.405円→6.466円(0.061円)

 ※5波動/1波動=0.717(≒76.4?)

 ※5波動/3波動=0.540(≒50.0?)

 

 5波動は一般的に1波動に対しての一定比率(1.000・1.236・1.382・1.618倍)になるか、3波の0.618倍になるケースが多いのですが、今回はいずれにも該当していません。ただ、値幅から言えば3波動>1波動>5波動となっており、基本的な衝撃波ルールには反していません。

 

 勿論もう少し高値が伸びる可能性はありえます。目安としては6.503円を超えない前提で考えた場合、3波動目の0.618倍である6.475円や、1波動目の1.000倍である6.490円となりますが、後者まで伸びたら再び下げに転じる可能性はかなり低くなると言わざるを得ません。

 よって、洋傑はこのまま下げる展開、もしくは6.475円での反転を推測します。

 

 下値については先週同様になかなか現時点での判断が難しいですが、先週までの推移から考えての最低値を考えた場合、前回下落幅と同値程度は下がる可能性が極めて高いと考えますので…

◆3波動目(c波?):6.466円(6.475円?)-0.185円

 →6.281円~6.290円

 となります。最低でもこの辺りまでは下がる可能性が高いと見ています。

 

 …個人的にはもっと下がると思っていますが。

◆ランド円レンジ推測:5.80円ー6.51円

 

 レンジとしては以上のようにしています。下値は完全に仮設定です(先週同様)。

 ただ、火曜日(大統領選挙の節目?)を越えても、大きな推移にまだ変化は起きないと思っています。まだ洋傑が一定の指標にしている預言書(南アフリカ債利回り推移がランド円の推移の先行推移示唆というアノマリー)では、最低でもまだ半月程度の下げ期間がある事が示唆されている点、ファンダメンタルズの面でも各国のロックダウンが深刻になる現状をおいても、そうそう簡単にトレンド転換するとは思えません。

 

 来週は火曜を軸に上下することもあり得ますが、基本的に下げ優勢の相場推移であると考えます。

 また、場合によっては月曜日に大きく値を下げる事も想定されます。その推移次第で下値予測値迄下げる事もあると思っています…が、あくまで妄想の域です。

◆洋傑のトレード戦術:6.40以上でショート、下げ幅次第では月曜で利食いも視野に入れておく必要ありか…

 

 基本的に洋傑は現時点で仕込んでいる6.443円ショートをホールドする戦術で臨みます。

 下げ方次第では月曜中に決済することもあり得ますが、中短期目線でガチホするのも…とは思っています。

 

 さがれー(*'ω'*)