洋傑のつぶやき(曖昧で不安定)

 本記事は洋傑の個人的見解要素が強い内容となっています。その点を予めご理解の上、ご覧ください。

◆昨日から6.78円を境に振れるランド円。方向性は…見えない

 

 昨日は6.78円で反落するとみていた洋傑ですが、見事に外してしまいました。最近のランド円相場は個人的に非常に難しく感じます。テクニカルよりも、指標推移よりもファンダメンタルズに左右されてしまう印象が強く、想定の逆方向へ向かうケースが多いです…

 

 ひとまず、格下げによる直接的な下落リスクは去った印象ですが、この影響は後々に”後付け”理由として下げる要因とはなってくると思っています。全ては上昇が一服してから、という事でしょうか。

 その上昇ですが、今現在は6.318円を始点とした上昇トレンドであると推測しています。即ち

①1波動目:6.318円→6.545円(0.227円)

②3波動目:6.386円→6.901円(0.515円)

 ※3波動/1波動=2.269(≒2.236)

 とするのが洋傑の現時点での見解です。

 

 3波動終点と仮定している6.901円をピークにランド円は現在非常に曖昧な推移をしています。4波動目にありがちな方向感のない動き、と言っても良いと思います。そして4波動目は往々にして期間が長くなりやすい傾向にあると言えます。

 

 まだ現段階では4波動目がどういった動きを示すかははっきり見えませんが、今の状況から見ると4波動目によくある形態「フラット(3-3-5)」「トライアングル(3-3-3-3-3)」に共通する、最初の3波動が終了したように見ています。

 今後の展開も3波動構成になる事が推測でき、その影響で動きは昨日のような上昇と下落を交互に繰り返しながら不安定に推移する流れに終始するように予想しています。

 

 今は4波動目の第二段階の3波動に入ったと思われますが、この2段階目の3波動も3波動構成が故の「どうとでもなる」事による、相場の不安定化を増長させているように見えます。今後の推移も安定した動きにはなりづらく、不意の上昇や急落を小幅に繰り返しながら一定値まで上昇するように思っています。

 

 ではその一定値とはどこか、その辺は諸指標推移やファンダメンタルズ次第でどうにでも変容してしまう段階であると考えています。よって、現時点で推測するのは非常に難しいと思いますので記載しませんが、三角持ち合い(トライアングル修正)になるとしても6.85円前後、フラット修正になるなら6.9円前後まで「かなり不安定な推移を経ながら」上昇すると考えています。

 

 現時点でごく短期推移を除き、推測するのはあまり意味がないと洋傑は考えます。

◆ごく短期推移はどうなる?今夜の動きは

 

 今日の欧州市場後半から米国市場はどうでしょうか。

 この辺はテクニカルで追うより諸指標推移でみた方が良いのかも知れませんので、指標を分析しましたが、各指標の推移と今夜に於ける方向性の推測は以下の通りです。

①株価:上昇傾向→上昇継続

②指数:ドル安/円高/諸通貨高→ドルは一定持ち直し+諸通貨高継続

③先進国債券:やや買い優勢→明確な方向ないまま小幅振れ?

④商品先物:金安/銀安/銅高/原油高→基本的に方向性は維持か?

⑤南アフリカ債:買い優勢→一定反発する可能性あり

 

 これらをまとめると、個人的にはランド円を取り巻く環境自体は上下要素とも一定あり、相場推移が不安定化する事は可能性として高いと思います。その上でランド円は方向感なく小幅に振れるか、あるいは上昇すると思っています。

◆洋傑のランド円推測(欧州時間後半~米国時間)

 

■推移レンジ:6.74円-6.85円

■方向性:基本的には上向き。概況次第で非常に変わりやすい

■その他:急な相場変動が(5銭程度)起きやすい

 

 まだはっきりした上昇になっていない為、推移は不安定になりやすいと思います。このタイミングは過去の経験からも「仕掛けない」のが良いと個人的には考えており、暫くは眺める状況が続くかもしれません。この記事を書いている段階でのランド円は6.79円ですが、正にこの辺を中心に上下する可能性は一定あり得ますし、ポジション建てするとリスクが高くなると見ています。

 

 今週はポジション建てするまでの状況になるかな…

 (´・ω・`)ケドノーポジダイジ