洋傑のつぶやき(2020年11月2週ランド円推移展望)

 本記事は洋傑の個人的見解要素が強い内容となっています。その点を予めご理解の上、ご覧ください。

◆先週までの振り返り:中短期展望破綻で週間展望見込みも真逆の展開に

 

 先週のランド円はトレードの内容は別として展望は見事に外れてしまいました。週初動こそ下向きに見えたランド円ですが、月曜後半から上昇を始めて週間レンジ高値6.50円を越えたかと思えば、一気に下落して一時は6.4円を切る流れになるなど、かなり不安定な相場推移が続きました。

 

 これはご存知の通り、アメリカ大統領選挙が実施された事による影響が大きかったです。かなりのアップダウンがあったものの、やはり一度越えた高値ラインを意識してか、最後には上昇に傾いたランド円は、週末には6.6円を越える位置まで上昇してクローズしています。

 

 今年の中盤に洋傑は6.8円到達を考えていましたが、途中の展望が破たんした事でその見通しをだいぶ先に修正した経緯があります。しかしながら大統領選挙を契機にその高値まで到達しそうな勢いでクローズしている点も、今後に対しての上昇材料となりそうです。

 ランド円には直接関係ないものの、ビットコインもバブル時の高値に迫る勢いであり、こちらの推移からしても、下げ余地よりは上昇余地が多いのが実情ではないでしょうか。

 

 Twitterで洋傑は6.7円までで一旦下げるのでは、と呟きましたが、分析を進めるほど、その見通しが遠ざかる一方です。orz

 

 その辺も含め、次週のランド円展望をまとめていきたいと思います。

◆次週のランド円推移推測:週初動を除き、6.6円割れは厳しくなる可能性が高いか

 

 まず、これまでの推移ですが、結論から言えば「非常に中短期推移が見えづらい」のが本音です。5.959円からかなりの上下を踏まえながら上昇している手前、推移が非常に不安定な印象を受けます。今回の上昇についても、まだ本格的な上昇なのか、一定ラインで反落するのかが判断できず、また容易に判断する事に大きなリスクを感じる局面です。

 

 ですので、今回の週間展望はより直近推移から今後の推移を考えています。毎度この手法が良いとは思いませんが、先の推移が不明瞭な現状に於いてはこの方法しか週間展望を考える事ができなかったので、今週はこの方法で分析をしました。

 

 ごく直近はどの局面から見ても上昇が途中であり、まだ暫くは高値を更新する可能性が高い状況と言えます。ここ最近の最もスパンの短い上昇波動については…

A)6.546円を始点とする上昇波動

 ①6.546円→6.582円(0.036円)

 ③6.548円→6.634円(0.086円)

  ※③/①=2.389(≒2.382)

 

 因みにこの②に関しても5波動構成が確認されています。そしてその波動構成は既に6.534円で終わった可能性があり、また、この③と①のフィボナッチをみても、現状高値で一旦下がる可能性が、やや高いように感じています。

 まあこの辺はごく短期推移ですので、多少の含みをもって考える必要があるとは思います。

 

 そしてA)の一段大きな波動構成として、6.529円からはじまる上昇波動があります。

B)6.529円を始点とする上昇波動

 ①6.529円→6.607円(0.078円)

 ②6.607円→6.546円(0.061円)

  ※②/①=0.782(≒0.786)

 ③6.546円→6.634円?(0.088円?)

 

 このB)に関しては、①と③の値幅が同じになる可能性も考えていましたが、現時点においても1.1倍程度後半の③が伸びている状況であり、この推移から見ると最低でも1.236倍ないし1.382倍までは値幅を伸ばす可能性が高いように感じています。

 そして③がA)でもあり、その上昇が途上である点からも、まだ値幅は伸びやすいと見るべきであると考えます。

 一応現時点でA)がどこまで伸びるかの推測をする場合にB)①の値幅から推測できるので記載しておくと…

□B)①の1.236倍:6.642円

□B)①の1.382倍:6.653円

□B)①の1.618倍:6.672円

 

 1.618倍以上伸びる場合には、更にもう一段の上昇が考えられますが、これは現時点においてまだ判断できるだけの材料に乏しいのが実情です。ただ、A)の動きを見る分には可能性があるようにも感じます。

 ただ、もう一段大きく見た場合、B)も5波動衝撃波になる可能性が高いと見ています。それは先週安値である6.386円を始点とした上昇波動で見た場合です。

 

C)6.386円を始点とする上昇波動

 ①6.386円→6.607円(0.221円)

 ③6.529円→進行中

 

 この上昇波動は現状の波形を見ている分には1波延長型衝撃波となる可能性が高いように感じています。その仮説通りに進めば、おそらく3波と5波は同程度の値幅になり、「2時半型」の波動形状になる事が考えられます。

 洋傑はその仮定で今進めているので、その仮定の上で考えた場合、おそらく次回の高値更新・A)終了から反落して下がる下値限度はC)①終点である6.607円となります。よって、タイトルにも記した通り、今後はA)B)C)

の5波動を終えるまで6.6円割れが難しい状況になってくるのでは、と考えています。

 

 期間で考えても、これまでにかかった時間を考えると、次週での6.6円割れは初動を除き難しいように感じています。

 

 …この辺はTwitterで随時更新していくつもりです。

◆ランド円レンジ推測:6.55円ー6.85円

 

 上述の理由などから、次週の下値目処は初動を除き6.6円前後と見ています。ただ初動についてはまだ幾分下がる余地があるので、週間展望としては6.55円としました。

 

 では高値はどうでしょうか。こちらもA)の終わり方次第でしょうが、個人的にA)が6.7円までで終了すると考えているので、その後の調整も含めて6.7円-6.8円前後だと考えています。但しこちらは下値と異なり、推移が1波延長型と踏み切るには材料不足であり、大きく値を伸ばす可能性もないとは言えません(だとしたら7円回復もあるかも知れませんが、少し夢見すぎますかね)

 

 株価含め諸指標は分かりませんが、ランド円はまだ上昇が優勢の可能性が高そうです。

 中短期展望は完全に破たんしましたが、今後の見通し自体が上向き、というよりは、来週は上昇優勢、という風に捉えています。

◆洋傑のトレード戦術:前半6.6円でロング。6.7円で売り/後半は状況を見てロング仕込み

 

 上述の理由から6.6円前後でスイング分はロングが良いと見ています。利食いは一旦6.7円辺りが良いと思っていますが、この辺は臨機応変に対応していきたいと思っています。

 

 大小含め3つの上昇波動が重なっている状況であると洋傑は考えていますので、一時的な下げを含めたじり高推移の一週間になるのでは、と考えています。

 

 先週外したので、今週は当てたい…

 (*´ω`*)