洋傑のつぶやき(嵐の前の静けさ…)

 本記事は洋傑の個人的見解要素が強い内容となっています。その点を予めご理解の上、ご覧ください。

◆小幅に振れるランド円。下げる流れにも勢いなく

 

 今日のランド円も動きにキレ(?)がありません。初動からはやや下げる展開がめだったものの、その動きも長続きせずに値戻し→再度下落と、殆ど一定レンジで上下するに留まっています。週間(前半)想定レンジの上限に近い位置ではありますが、現時点ではまだ売りを仕込めない印象です。

 

 先週のツイートにも何度か記載しましたが、大きなトレンド転換の前には必ず明確な5波動構成が出ますので、その仮定に於いては前回高値6.873円を僅かにでも一度越える必要が出てきます。よって洋傑はごく短期推移に於いて一度6.874円以上にランド円がなってから反落すると見ています。

 

 それが今晩なのか明日以降なのかはまだ分かりませんが、先進国債利回りは欧州時間中盤以降に上昇に切り替わりつつある印象ですし、株価に於いても日本株がとりわけ低いだけであり、最も下げが弱い米国株がメインの時間帯になる意味でも、今晩推移には一定期待が持てそうです。

◆反落は上昇前の調整下落だと考えていますが

 

 反落前からこんな内容を書いてもアレですが、今回洋傑の見立て通りに6.87-6.91円の間で再度反落するとなった場合、恐らくは週間展望にも書いた6.62円前後までは下がる下がる可能性が高いように感じています。そもそも反落する意図(このまま上抜けないなら、その根拠となる理由)が高値調整とするならば、そこまで下がらないと意味が無いことになるからですが、より深く下げる事も想定しておかないといけないかもしれません。

 

 なにより洋傑が懸念している事は、先日書いた週間展望にも記した通り、所謂洋傑の言う「預言書」が一時的な急落を示唆している点です。現在のチャート推移との相関性を採った場合に想定される時期は12月中旬程度となります。奇しくも現在の市場動向も買い一色の地合いであり、非常に危険な水準まで達している事を考えると、それまで持つかどうか非常に不安です。

 洋傑は基本姿勢を売りとし、ロングは控えるようにしたいと思っています。

 

 また、上述の急落サインは南アフリカ債利回り動向でも出ています。

 こういった中短期推移の参考指標としては南アフリカ2年債利回りが有効なケースが昔多かったですが、最近はあまり使用していませんでした。それは比較的短期推移の見込み中心に考えていたからであり、また、3月以降の指標動向が半分機能しなくなったことも要因です。

 ただ、ここにきて各指標もある程度落ち着いてきましたので分析したところ、トレンド転換する1か月-2か月前に現れる、ランド円推移と短期債利回り推移の比例相関が出ています。それも1か月程度も。これは今後近い間に相場が切り替わる可能性を示唆しており、買いに対して洋傑は非常に警戒しています。

 

 勿論現在の地合いは依然として買いが優勢であると思います。仮に下がっても持ち直して高値更新、といった流れになっていますが、そろそろ全力売りの時期ではないかと構えています。

 

 最高値6.91円を越えた段階で洋傑は勝負に出る…かも。