洋傑のつぶやき(徒然記事・2月10日)

◆方向性が出ないランド円相場。今夜の動きは…

 

 今日のランド円は欧州時間から下げ基調に変わっています。一時は7.33円まで上昇した相場も下押しして、19:45現在は7.28円までさがっています。ただ、これも始値前後の数値であり、大きく見ると方向感がない相場展開とも言えます。

 正直、今後の推移は人によって分かれるところでしょう。恐らく上昇・下落予想の割合もそこそこ拮抗しているように感じています。諸指標推移は朝に比べて株安・債券買い・円やや高と、ややリスク回避に動いているよう見えます。南アフリカ債利回りについても同様で、今日の展望にも書いた通り、目安となる20年債利回りのボーダーラインである10.080を越えています。

 

 これらから分析すれば明らかにランド円は下げると判断すべきでしょうが、洋傑は今日の展望にも書いた通り(諸指標推移や詳細は一致しない部分はあれど)、上昇する可能性が高いと見ています。

 

 理由としては、まず一つに南アフリカ債利回りの上昇が急すぎる点です。急であること自体は悪い事ではないですが、急激な上昇を欧州市場序盤から展開しているにもかかわらず、ランド円の下押しは非常に限定されています。この動きなら急落していても不思議はない数値です。

 

 こういった時に生じやすいのが、「急上昇でもランド円下落限定的→利回り反転下落でランド円急上昇」の展開です。これは諸指標推移から見定めた推論ではなく、過去の経験からです。こういったケースは説明が付かないので何とも言えませんが、強いて理由らしい部分を挙げるなら南アフリカ債利回りがこのまま下落すれば、大きな3尊を形成する事になる、といったところでしょうか。いずれにせよ後付けの理論です(笑)。

 もう一つはエリオット波動の観点から、大きな上昇をするなら一度のまとまった下落はあると見ていた、という点です。そのポイントまで詳細に掴む事はできませんが、まとまって下がるまで待つ、という事を最近洋傑も覚えました。

 (*´ω`*)アセラナイ

 

 まだまだ今晩の相場は始まったばかりですが、洋傑は上昇に賭けてロング仕込みしました。今週は比較的レンジ相場になると見ていますので、少々の含み損は気にせず、暫くは静観したいですね。

 (*´ω`*) 

※追記分

 

 ランド円は洋傑の見込みに反して下落しています。諸指標推移、こと南アフリカ債利回りで言えば、当然と言えば当然の結果ですね。はい、反省します。

 ただ、洋傑は恐らくこの買いポジションについては損切りしないと思います。理由としては、今日の高値7.333円を反転ポイントとした場合、今後発生するであろう下げは下げ幅も限定的になると考えているからです。

 

 今回の反転ポイントは7.333円ジャストでした。これは7.478円高値ー7.244円下値の値幅0.234円のフィボナッチ・リトレイスメント38.2に相当する位置ですが、この位置で留まるのはトレンド終盤のケースが多く、後の下げ幅も然程大きくならないと考えるからです。

 より具体的に言えば、今後の下げ幅としては低くて7.19円、高ければ7.25円程度の計算になります。今回の下落トレンド(7.478円始点)は「下落3波動内5波動目」と洋傑は考えていますので、この下落が上述のポイント(7.19円or7.25円)で終わった後は、下落トレンド4波動目が始まる可能性が大です。

 

 以前の記事に書いた内容ですが、下落3波動目は7.756円を始点として、7.244円ないし7.190円を終点とするトレンドとなりますので、今度の上昇幅は(詳細は省きますが)最低でも7.40円は超えてくることが想定されます。いずれにせよ、現時点では再度のチャンスがあると考えてホールドします。

 

 ただ、個人的には今一度上昇して、7.4円辺りまで上昇してくれる方が、後々の下げ幅拡大にもなると思うので、買い場を模索する上でもありがたいですが…

 (*´ω`*)ドウナル