洋傑のつぶやき(遂に大台を割った円インデックス…)

◆遂に0.009100を割り込んだ円インデックス。下げ止まる目処が見えない…

 

 欧州時間は、株価膠着ながら指数に大きな変動がありました。円インデックスの0.009100の大台下割れです。これによってクロス円は軒並み上昇する事になりました。ランド円も7.38円まで上昇しています。その後はじりじりと値は下がっていますが、反転ポイントが微妙な位置である為、再度の上昇はあるかも知れない、といったような状況です。

 

 株価維持の中でこの展開ですので、余程の株価急落が無ければ、概況は円の維持すら困難な状況であり、クロス円は非常に底堅い展開が考えられる地合いです。円インデックスは目立った下値抵抗も見当たらない為、急落は無くても、これからズルズルと下がる展開が見えてきます。

 株価が今後23450円を越える展開になるかどうかは分かりませんが、大きく下がる流れができない以上、概況によるランド円下落は期待できそうにありません。

 

 肝心の南アフリカ債利回りはと言えば、こちらは今日の記事にも書いた通り、短期の下落トレンドを上抜けしています。現時点ではやや下落傾向ですが、今後は上昇してくる展開を見込んでいます。更にそのあとは非常に堅い抵抗ライン(20年債利回り・10.180)がある為、再度の下落はあると考えています。

 

 それらを総合的に考えた場合、今晩の推移としてはドル高・円安が進みやすい地合いですので、余程のネガティブニュースが入らない状況でない限り、株価は23100円が堅い抵抗として機能する事が考えられます。但し、これ程の円安が進むと、もはやリスク上昇でも円高に振れる要素は低くなることが想像できます。今日明日の展望に於いては、円インデックスとドルインデックスの振れ方に注視して、動向を見定めた方がよさそうです。

 自国指標の南アフリカ債利回りは、短期上昇トレンドの調整下落局面であると洋傑は見ています。よって、今晩の後半~明日にかけて、今一度の上昇はある、と見ていますが、週間展望に書いた通り、検証中指標分析法による見解では、今後の推移は週後半から週末にかけて、上昇トレンドに入ると出ていますので、そろそろ警戒が必要な時期です。

◆今後想定される推移展望(洋傑見解)

 

 今晩の推移は、22:30発表の米建築許可件数が大きな影響を与えると見ており、この結果次第で株価の23450円越え、円の更なる下落、ドル高が進む可能性があります。ただし、洋傑はこの結果の良し悪しによって、ランド円の今後の推移に重大な影響は出ない、と考えています。

 その理由としては、今の顕著な円安・ドル高です。円も下落する中、ドルも同様に上昇を続けています。仮に悪い結果となった場合には円高・ドル横ばいに、良ければ更なるドル高・円安に傾くだけの話であり、ドル建て通貨ペアであるランド円には、結果的には大きな影響を与えるほどのドル・円推移ではない、というのが洋傑の見解です。

 

 但し、株価はこの結果がもろに出ると見ていますので、良い結果なら、確実に23450円を越えてきそうです。悪かったら23100円まで下押しする事もあるでしょう。

 

 ランド円の推移は、米国時間前後から再度の南アフリカ債利回りになってくると思います。この推移はまだ反転上昇に傾くかどうかがわからない部分が大きいので、現時点ではっきりした見解が書けませんが、23:00前後を下落ピークに利回りは上昇に転じると考えています。

 よって、それまではランド円も高値試し(7.400円)の局面であると見ています。これも上回る展開になった場合は、7.42円が意識されるところですが、洋傑は、7.400円を明確に越えたら7.47円前後まで再度上昇する可能性が高いと見ています。

 

 7.400円で反転すれば、再度の7.3円割れ試しの局面に入る可能性が高いです。

 今日の洋傑展望は上記の7.40円までの反転を前提しています。その通りになるかどうか、ドキドキしながら見守ります。

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