洋傑のつぶやき(検証中指標分析法の観点から見るランド円推移展望)

◆1週間程度の下落示唆?南アフリカ中間予算を見越した展開か?

 

 本記事はタイトル通り、検証中指標分析法に基づく推移展望について書きたいと思います。

 まず、先週の推移については「週前半は下落・後半は上昇」といった内容でしたが、結果から言えば正にその通りになった格好です。洋傑自身があまり話題にしませんでしたが、地味に存在感を出している結果と言えます。

 この検証中指標分析法はメリットとして「期間とトレンド」を推し量る事ができる反面、「値幅は不明瞭」といたデメリット(まあここまで分かったら恐ろしいですからね)を持っています。よって今回も前半と後半の”方向性”は当たっていた、という程度のものであると考えています。

 

 さて、話を本題に戻して、次週展開についてこの指標分析法の観点で書きます。丁度この分析法でもトレンド転換の時期にかかっていると思われます。というのも、指標分析法での上昇推移期間は約3週間程度であり、ランド円の推移も7.205円から上昇方向に切り替わって約3週間となっています。よって、週明け前後からトレンド転換する可能性は高いと思います。

 では、トレンド転換して下落する、その期間についてはどうでしょうか。今現在の見解では

①下落期間:約1週間

②下落内容:5波動での下落展開?

 と出ています。この内容から言えば衝撃波となり、下落は勢いよく推移する事が推測されます。

 

 この内容を更に紐解くと、現在のトライアングル修正?の直近高値は7.475円ですので、ここを始点に5波動構成になる事が考えられます。そうなった場合、下落はまだ1波動目である可能性が高く、再度の上昇がある事を示唆しています。

 その後は再度下落して…といった構成になる事が推測される内容ですが、それ以上に下落期間が1週間と短期間である事から、これは南アフリカ中間予算に連動した推移を織り込んだ内容になる事が推測されます。

 本項はエリオット波動の内容ではないので、下値目処は記載しませんし、上述の通りこの検証法は値幅を抑えることができないので分析しかねますが、下値はある程度掘り下げてくる(通常の3-5波動であるなら、直近安値は更新してくる可能性が高い?)事が想像できます。

 

 もう一つの注目点として、中間予算が終わっても下げが収まらない(中間予算は日本時間で木曜未明?)点です。この検証法から見れば、下落は週末~週明けまで続くことになっている気配が強く、概況からなのか自国内容からかは分かりませんが、引き続き下値の圧力が強い流れになる事を示しています。

 

 検証中指標分析法では、来週は下げ相場が予想されています。

 この内容と昨日記事のエリオット波動を含め、今日の週間展望をまとめますので、良かったらご覧ください。