洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆先行配信記事:米国市場開場直後に警戒

 

※23:25記載記事内容

 今日はオープンから下値優勢で推移しています。ほんのひと時の上昇を除けば、殆ど下げ相場と言っても過言ではありません。それ程に今日は下値圧力が強い相場展開です。

 そして、これは欧州時間からですが、円インデックスが上昇優勢で。先週までは避難通貨としての機能すらフランやユーロに奪われてい感がある中、その機能が戻ってきたのは個人的には良い流れであると思っています。というのも、円インデックスが避難通貨として機能しないと、株安になってもクロス円が明確に下げず、ロングはできてもショートがしずらいからです。やはり円はリスク資産として是非今後も機能してほしいと思います(願望)。

 

 さて、今日の米国市場はガチでやばい気がします。

 今日ここまでの株価推移は、東京時間から下げ優勢の流れが継続してずるずると下げる展開となっていました。いつもの市場展開から言えばここで米国市場が買い支えしてそのまま行って来い相場、もしくは相場持ち直しで終わるケースが多かったように感じます。ですが、今日はその流れに疑問を感じる部分が何点かあります。

 

 まず一つは米国債利回りです。今日の米国債市場は夕方から稼働し始めましたが、今日も大幅に下げた点です。この水準は過去10年で最低レベルだと思います。それが今日この日に起きた、という点は何物にも代えられない危険要素です。そして二つ目は株価が「下げ止まらない」点です。これも直近では見られない傾向と言えます。

 これらの兆候が出ているだけで今日の相場は危険です。開場直後ないし暫くは相場崩壊の危険が無い訳ではないと思いますので、最大限の警戒でお願いします。

 

 また、開場前のポジション建てもお勧めできませんし、開場後の売り建ても危険かもしれません。クラッシュ相場は往々にしてショートカバーが入りますので、すぐに押し上げる展開も考えられますので、基本は静観が良いと思います。

 

 開場前にこれだけは書いておきたいので、ひとまずこれだけでもアップしときます。

◆明日にかけての検証中指標分析法の示唆は「上昇」

 

※24:00記載内容

 米国市場は開場直後に大量の買いが入った事で、一時28000ドル、約1000ドルの下げになっていたダウ先物が、一気に200円ほど持ち直す展開になっています。いやはや、恐るべし米国…。ともあれ、結果から言えば検証中指標分析法の示唆通り、今日いっぱい(夜半前後)までの下げ相場は的中したと言えます。

 

 やはり預言書の称号を与えても良いかも知れませんね。再びその示唆が猛威を振るっています(笑)。気になる今後の推移については、これも前回記事に書いた通り、上昇サインが出ています。まだ下げが終わった、と断言できる状況ではありませんが、近々一旦の相場反発にはなるのではないでしょうか。

 

 これは明日の展望にも書く内容ですが、仮に今日現時点での底値(7.301円)で反発した場合、その後のランド円展望は以下のラインまで上昇するパターンが考えられます。因みに今回は5波動構成の1波と考えている関係上、リトレイスは50.0以上になると考えて記載します。

◆直近高値⁻下値:7.475円→7.301円(0.174円)

 ①F50.0:7.388円

 ②F61.8:7.408円

 ③F76.2:7.433円

 ④F78.6:7.437円

 となります。かなり高値まで戻る展開となってしまいますが、検証中指標分析法とエリオット波動を合わせて考えた場合には、以上の推論ができます。今日のようにスムーズな展開になれば良いのですが…。

 

 その後は検証中指標分析法に基づく見解では再び下落に変わり、一気に下値を広げることになりそうです。今後発生する(…と示唆されている)短期の上昇トレンドにおいての高値によって下げ幅は異なるでしょうが、今回の下落幅から考えると、大よその下げ幅は予想できます。

 ①0.174円✖1.238倍:0.215円(7.173円~7.222円)

 ②0.174円✖1.382倍:0.240円(7.148円~7.197円)

 ③0.174円✖1.618倍:0.281円(7.107円~7.156円)

 ④0.174円✖2.000倍:0.348円(7.040円~7.089円)

 …あたりですね。勿論これ以上の下げ幅も考えられますが、今はまだ考えなくてよい時期だと思いますので、またの機会に記載したいと思います。