洋傑のつぶやき(今夜想定されるランド円パターンについて)

◆エリオット波動観点:今日の推移からの高値目処展望は

 

 今日洋傑は相場展開として上昇を予測しており、その下限を7.18円としていましたので、展望内容は破綻しています。非常に残念ですが、仮にこれから上昇してもそれは変わらないと位置づけ、今後に生かしていきたいと思います。

 さて、本記事内容は「展望」ではありません。あくまで今後想定されるパターンについて書いておく内容となりますので、その点は予めご了承いただいた上でご覧ください。

 

 さて、今後ランド円推移に於いて想定されるパターンは大きく2つとなります。

①直近高値7.328円で下落4波動目は終了し、今の下落は5波動目に入っているパターン

②直近高値7.328円及び直近下値は下落4波動目であり、今一度のまとまった上昇はあるパターン

 いずれも可能性としては十分にあり得ます。より掘り下げて書いていきます。

 

 まず①のパターンですが、その仮定で考えると今後の推移としては…

ⓐ下落1波動目と同じ幅の下げ(6.955円)

ⓑ下落3波動目の0.618倍の下げ(6.982円)

Ⓒ1波動目始点5波動始点の値幅を0.618として、残りの下げ幅(7.021円)

ⓓ1波動目始点5波動始点の値幅を0.382として、残りの下げ幅(6.523円)

 可能性としてⓓは流石に考えづらいです。となるとⓐ~Ⓒとなりますが、そうなってくると下値抵抗ラインとして6.95円~7.02円が意識されそうです。ですが、これ程の下落に至る前に、今日直近の抵抗ラインが存在します。それが②パターンとなります。

 

 ②パターンについて、より厳密に書いていくと、下落4波動目として非常に複雑な調整となるパターンであり、そのケースは大きく2つあると見ています。

ⓐランニングフラット調整

ⓑ拡大フラット調整

 いずれのパターンも一旦の下値を更に掘り下げる調整パターンとなりますので、現時点の推移としては問題ないですが、その場合の下げ幅は7.12~7.15円までであると見ています。よって7.12円を割り込むと、ランド円は①パターンのラインまで下がる可能性が高まります。

 

 仮に②ラインで反発した場合、その後の上値目処は、各フラット調整の特性から考えて7.36円~7.43円前後である可能性が高いです。

 

 今晩は7.12~7.15円ラインの抵抗を下抜けるか反発するかが焦点になると思います。