洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆4波仮定・抵抗ラインをあっさりと下抜け…今後の推移は7円前後?

 

 前回記事に書いた、4波仮定の反発抵抗ラインと下抜けした気配がある事で、ランド円は7円台が視野に入ってきました。様々なフィボナッチを計測していますが、7.05円~7.11円のラインには抵抗帯が殆どない状況ですので、7.12円を明確に下回った場合、ランド円急落の可能性が高くなると言えます。

 今現在でもランド円は7.118円まで達しており、拡大フラットないしランニングフラット調整のような、4波動目継続を示す抵抗ラインの下限(目安)の7.128円をある程度明確に割っている状況な為、一時的に反発する局面があったとしても、最終的には下落が継続する見方が強まっています。

 

 洋傑は昼間の展望で7.18円を底値に上昇すると考えていました。それは昨日高値7.328円がまだ4波の(途上)であったという前提からの推論でした。勿論そうでない(つまり7.328円時点で5波動が始まる可能性)場合も考えていたのですが、概況、特に債券推移が体感的なものから反発するのではないか、と考えたからでした。

 やはり展望には体感的なものではなく、事実検証に基づいたものの積み上げで考えるべきである、と痛切に感じた次第です。これは今後の展望記事に低下していきたいと思います。

◆結果的に検証中指標分析法は正しかった?

  

 先週末に書いた検証中指標分析法における、今週のランド円展望は下落としていました。期間は約1週間、中間予算の後も継続して下がる流れが示唆されていた訳ですが、今のところその通りになっています。週始値7.43円から、ランド円はほぼ一貫して下落傾向です。

 今後の推移については、恐らく今週末~来週アタマにかけて下落が続くサインが出ていますが、その後は一転して上昇傾向が示唆されています。となれば、上項の7円前後を底値として、反発する展開が現時点では最も可能性が高い展望と言えます。

 

 エリオット波動上も、今が5波であったならば、一定の下値目処まで下落した後、反発して上昇する展開になるのが自然ですので、その意味では波動論と検証中指標分析が合致した内容となります。

 今週~来週初動にかけて底値になるとするなら、洋傑の個人的な意見で言えば7円を割る展開になる事が、もっとも可能性としては高いと思われます。つまり、現時点での洋傑予測を書くと以下の通りです。

①今晩~明日いっぱいにかけてランド円は7円前後まで下落

②その後は一旦反発するも、相当の売買攻防を経た後に7円割れして6.95円前後まで下押し

③反発上昇して上昇トレンドへ

 といったイメージです。

◆今のトレード状況は

 

 洋傑は7.197円で買い建てしていた分を7.17円で損切りして、その後しばらくしてから売り建てにドテンしています。理由は色々ありますが、決め手としては…

①4波動・5波動でも一旦は7.14円台まで下がると見ていたから

②ランド円が上昇に至るには概況が悪すぎたから(特に債券)

 消去法でドテンショートした訳ですが、7.167円で売り建てしたポジションは今のところ含み益で推移中です。何とかリベンジできそうな位置まで至っていますが、まだ油断は禁物です。

 

 昨晩はその油断の為に20000円を越える含み益が2000円で決済になる羽目となりました。警戒は最大限に、今後の推移を見守ります。