洋傑のつぶやき(徒然記事)

◆まだ下がる…そんな出来事が続く日々

 

 今日も株価は朝から株価が下がり、数日来続いている状況の繰り返しとなりました。オープン時に21200円あった株価はさらに値を下げて23:30現在20800円で推移しています。数日前まで23500円程度あった事を考えると、僅か数日でここまで下落する事を想像だにしませんでした。正に「一寸先は闇」ですね。

 

 相場を先行しているのは株価…ではなく、債券動向です。今日も日本債・米国債・ドイツ債などの主要債債券が買われて、利回りは下落を続けました。米国債で約0.1、日本債で0.05、ドイツ債でも0.1程度の下落と、洋傑が知っている限りでは、単日にこれ程の推移をした経験はありません。正に前例のない相場展開が間近に迫っている感じすらします。

 この記事を書いている間に米国市場が開きますが、開場直後もしくは夜半前後に何かしらの激変があるのではないかという気がしています。勿論杞憂に終わる可能性の方が高いですが、今日の諸指標推移はこれまでのどの傾向とも異なる展開であることは事実です。米国時間も安眠できない状況になりそうです。

◆今後の推移も、下値を広げる可能性が高いか

  

 夕方のツイートで書いた通り、ランド円は下値抵抗ライン6.938円を明確に割りました。その後一度上昇していましたが、洋傑は再度の下値更新はあると見ています。これは過去の経験則ですが、一度抵抗ラインを下抜けした場合、多少時間はかかっても次の下値抵抗ラインまで進むことが多いです。よって、やはり方向性は現時点において下向きであると言えます。

 加えて、今日の債券動向、加えて南アフリカ債利回りの上昇は異常値ともいえる2%超えとなっており、他の諸指標推移がどうであれ、ここまで異常上昇してランド円が上昇に転じる可能性は非常に低いと考えています。

 

 但し、相場下落に対して懸念材料が無い訳ではありません。一つはランド円の現時点における反発位置が6.91円であり、6.9円間近という事で一定のキリが良いという点、また諸指標推移がやや上向きに傾きつつある気配がある事です。何事も相場展開において絶対は無いため、こういった懸念も「ないない」とは思わずに、総合的に判断していくことが重要であると思います。

 

 ともあれ、総合的に判断すると今日のランド円は下向きになると考えるのが自然に感じます。

 昼間の記事にも書いた通り、エリオット波動の観点から言えばランド円の次の下値目処は6.78円までありませんので、今晩の展開次第では一気にそのあたりまで下落する展開もあるかも知れませんね。

◆来週の推移は…上昇傾向?

 

 これは明日以降の記事にて書くつもりですが、検証中指標分析法による観点では週前半、遅くても後半には上昇に転じるサインが示唆されています。今の地合いからはあまりイメージがわきませんが、今週のこの検証法通りの結果になっている点からも、来週に対して一定の羅針盤になると見ています。

 

 とは言え、いつになるかが重要です。この辺はまだ検証・分析不足なので何とも言えませんが、これ程下げた相場です。行政機関が何かしらの対策を出してくる可能性も十分あり得ますので、出方次第では案外週初動から一気に上窓、なんていう展開もあるかも知れません。これはあくまで期待論ですが。

 自然な流れで言えば下落維持のまま進むことが考えられるので、その場合は火曜・水曜からといったイメージを持っています。いずれにせよ、6.78円までは下がると見ています。

 

 この6.78円、昨年8月に出した安値に匹敵する位置です。ほぼ同位置で反発となった場合にはランド円推移はエリオット波動の観点から言えばフラットないしトライアングル修正で7円台には回復すると見ていますが、更に下抜けしたら、その後の展開は未知の領域に入っていきそうです。

 

 今週末~来週初動(もう数時間ですが)は、何か起きそうな気がしてなりません。