洋傑のつぶやき（徒然記事）

 

　今日の22:00前後に南アフリカ政策金利が発表されます。この発表結果については分かりませんが、その後の推移展望について、洋傑の個人的見解を書きたいと思います。あくまで一見解ですので、読み物程度にご覧頂ければ幸いです。

 

　さて、発表結果にはいくつかのパターンが発生すると思われますが、大きくは以下の4点であると思います。

①利下げ：想定より大きな下げ幅

②利下げ：想定通りの下げ幅

③利下げ：想定より少ない下げ幅

④利下げ無し

　このパターンについての可能性を論じても然程意味は無いと思いますが、洋傑は③ないし④が可能性が高いと考えています。理由はシンプルで、ここ最近の南アフリカ指標がさほど悪くない点と、先日発表されたCPIが悪くないからです。この点を考えると予測で出ている0.5％の利下げにはならないのではないか、というのが洋傑の見解です。

　…が、自信はありません。あくまで一見解です。

 

　ではこの4パターンに於いてランド円はどのような推移を示すでしょうか。原則として利下げしないと格付けに於いて大きな悪影響を及ぼす懸念が強まりますので、利下げ＝ランド円上昇となる流れにはなるでしょう。ただし最終結果としてであり、発表直後は下落する事が考えられます。

 

①利下げ：想定より大きな下げ幅

　この場合は発表直後に急落、その後の上昇を推測します。発表直後は勿論利下げですのでランドは売られると思いますが、利下げ発表後しばらくして上昇に舵を切ると見ています。

 

②利下げ：想定通りの下げ幅

　この推移も①同様になるでしょうが、その後の上昇幅はより限定されると見ています。

 

③利下げ：想定より少ない下げ幅

　発表直後は上昇もあり得ますが、次第にランド円が売り優勢になると見ており、大きく跳ねる事もなく、そのまま下落コースをたどる可能性も高いように感じます。

 

④利下げ無し

　瞬間的に上昇する事はあるかも知れません。但し最終的には急落コースになる気がします。ランド円は今までの上昇も含めて大きく下がる可能性が高いです。

 

　この発表と前後して会見も行われますので、その点も警戒です。

　今の段階に於いてもランド円は南アフリカ債利回り推移に対して上昇しています。これは（現時点の指標推移から考えれば）下落前の上昇でしょうが、この流れのままに政策金利発表内容次第では上昇する事もあり得ます。その点に於いては発表後の内容をしっかり確認してから仕掛けるのが（仕掛けるなら）良いと考えます。

 

　また、昼間の記事でも書いた通り、基本的に現在は6.732円を始点とする下落トレンドにあると判断しています。そしてそのチャート推移はW字の完成に至っているか、もしくは完成間近であると言えます。この値幅は最大で6.5円程度、低ければ現在高値6.25円程度で収まるものですので、この発表が契機となって下落する事もあり得ます。また逆に上抜ける事もある可能性すら秘めています。

　先日来洋傑が見込んでいたジグザグ修正は破綻しました。そのことによって相場推移は非常に不明瞭です。流れ次第でどうとでも変わ流動的な地合いであることは、ランド円推移の不安定化を招いており、テクニカル的にも、諸指標推移的にも動きが読みづらいと考えています。

 

　いずれにせよ、今日の相場推移はドルを除いて殆ど未知の相場推移だと考えています。発表後しばらくは見定め、その後も個人的にはトレードする局面ではないと見ています。

 

 

※後ほど追記します。良かったらご覧ください。